SKYLINE (R31) |
主なデータ
車名 | SKYLINE 2000GT PASSAGE TWINCAM TURBO |
型式 | E-HR31 |
発動機の型式 | RB20DET |
カラー | クリスタルホワイト |
発動機の形式 | 水冷4サイクル直列6気筒縦置(DOHC4バルブ)インタークーラーターボ |
総排気量 | 1998t |
最高出力 | 210ps(GROSS) |
最大トルク | 25.0kg-m(GROSS) |
乾燥重量 | 1,380kg |
改造箇所 | ニスモ:F.タワーバー ニスモ:汎用ニーパッド |
燃料消費率(レギュラーガソリン)
短距離(街乗り):約6km/L
通常運転:約7km/L
長距離(ツーリング):約9km/L
−やっぱり4ドア車です、それも前期型−
●長所
R31前期型4ドアHT車のデザインはR3*という型式になってからのスカイラインのウチで一番好きなものです。あの、直線だけみたいなデザインが好きなのです。
また、前からみたら普通の車で全然速くなさそうなのですが、後ろからみたらスカイラインの◎◎としたテールランプがハッキリと強調されていることも好きな理由の一つです(写真はこちら)。前走車がバックミラーで確認した時は、普通の車と区別つかないのですが、追い抜かれて後ろを見たときにスカイラインだったのか気づくというシチュエーションが好きだったりします。フロントのデザインではバンパー下部のダクトがさりげなくIC装備であることを主張しているようでお気に入りでした。
かっこわるいとか運動性能が低いいとか悪評だらけですが、それでも作者は気にいっていました。
デザインは好き嫌いがあるとして、運動性能に関しては、そんなに悪いとは思っていません。基本的にスカイライン(GT-Rを除く)はスポーツカーでなく、実用車なのですから・・・で、その実用車がスポーツカーと同等な性能を有していることがかっこいいと思うのです。また運転の楽しさについても、MT車だったこともあり個人的には非常に満足していました。
また、積載性も高く、トランクとキャビンを繋げば、普通の自転車も積めました。
●短所
豪華装備をしているグレードは、電子部品が多くて、古くなるとあちらこちらが故障することです。
また、現在の車と比較するとライトが暗いので、フォグ&スポットランプを装着していました。
●思い出
フロントにタワーバーを入れたりして、とても気にいっていました。河原で滑らして遊んだこともあったりします。R30から乗り換えて、その技術の向上ぶりにはおどろきました。リミッターが効くスピードでも全く不安感がないようです。
装備品として、カセットテープチェンジャーを積んでいて、テープを5本装備できました。また、予備ラックがあり、合計10本を手元に置いておけました。CDやMD全盛の今では考えられない装備です。渋滞だらけの長距離通学にはとてもありがたい装備でした。そういえばオートクルーズもついていました(←MT車だったのに!)。
また、よく洗車していました。最後には、ボンネットのすみなどは、塗装がはげて地がでてしまいました(苦笑)
大学院時代には、国会図書館等への資料収集にもこの車で行きました。学生時代最後の車として懐かしく思います。
●追記(平成18年8月27日)
この前・・・夢を見ました。自分のR31を運転している夢です。内装の色や、絶壁メーターなどが懐かしかったです。またハンドルやサイドブレーキレバーの感触などがR32と異なっていて、それもまた非常に懐かしかったです。夢の中ではR31とR32の両方を持っていて(R31に今のR32を買い増しした設定でした)、R31を運転している状態でした。
R31の夢を見るなんて、夢を見る数日前にR31(後期型2ドア)が走っているところを見た為かもしれません。
目が覚めたら、懐かしさと寂しさの混ざった、でもちょっと心が暖かく、癒されていてそして切ない、そんな気持ちでした。やっぱり初恋のような車だな〜コレは。
●追記(平成17年5月1日)
キューブ・キュービックに乗り始めて、インテリジェントキーの便利さを痛感しています。そして、このR31に装備されていたカードエントリーシステムの先進性をあらためて感じさせられるのです。電波を発信するカードを持っていると、キーを使用しなくても、ドアノブにあるボタンを押すことによって、ロック解除できるものでした。ただ、インテリジェントキーと異なり、エンジン始動はできませんでしたが、それでも便利良かったです。
運動性能という点で、R30やR32に比べ評価が高くありませんが、長距離移動のGTとしてはホントによい車だと思いますし、それがスカイラインの本来の魅力だと思います。
私が乗っていたR31にはいろいろな装備がついていました。
GTとしての装備は、ヘッドライトウィッシャーや、雨滴感知式ワイパー(ミスト機能付)、オートクルーズがありました。また、ダンパーも室内から3段階(ソフト・ミディアム・ハード)の切り替えがでました。
室内装備では、オートエアコンがあったのですが、これがスイッチを押すタイプのモノでなく、レバーで操作するオートエアコンだったので、非常に操作しやすかったです。また、コンソールのイルミの照度も調整できました。また、前述したカセットチェンジャー付きのオーディオは7chですがイコライザーも装備されていました。
トランクスルーも大荷物を積むのに重宝しました。
R32のタイプMと比べてみると、足回りやエンジンといった部分を除いて、装備という面でみると、R31の方がよりGTらしい気がします(R32はGT路線よりスポーティー路線にふっているのでしょうがないんですけど)。個人的に、R31のハンドルにテレコスピック機能と、リアワイパーに間欠機能を追加してくれれば最高だったなと思います(時代の流れに伴う技術的進歩を除く/例:ハイキャスの進化など)。ただ、私のR31にもR32にもついていませんが、両方ともにオートスポイラーは欲しかったですね〜(^^;;・・・でも、足回り(サスやブレーキ)はR32かな、やっぱり。
R31はソフトなデザインも含めて、とても魅力的な1台だと思います。大人がさりげなく乗る高性能。最新の技術でこのようなスカイラインが復活してくれたイイかもと思います。V35はちょぉっっとサイズが大きすぎますからね〜。
実は、R31を見ると未だに心が惹かれてしまうのです。美しく気品あるデザインと隠された高性能、初恋のような車です。(R30は私に車の楽しさを教えくれた、やさしかった先生のような車かな?)・・・なんかこの文章、我ながらちょっとキモくてすみませんm(_
_)m