50(1種原)万歳



 原付バイク(第1種原動機付き自転車)に関するページです。

 大型バイクの免許が公認教習所によって取得できるようになって、すっかり大型バイクブームです。バイク雑誌でも、流行のストリート系バイクの他は、多くが大型バイクの記事なような気がします。私が限定解除した頃(まだ大型バイクの免許ではありませんでした/笑)は、もっとバラエティに富んでいたと記憶しているのですが・・・。
 私が通勤・通学で250CCをメインとしながらも125CC〜750CCまでを所有し使用した経験から、小型&中型の魅力をもっと声を大にして伝えたいなと思いました。もちろん大型バイクには大型バイクの魅力があるワケですが、意外と小型&中型バイクの魅力も大型バイクには負けていないと思います。ましてや町中では軽量のバイクの魅力は大きいと思います。

1.法律的・経済的に
 この原付クラスの特徴は、実技試験なしの免許や、自動車の免許のみで運転できるというコトです。維持費のとても安いです。免許の取得は自動二輪用の免許がいらないので、時間的にも経済的にも手軽に取得できます。その保有(維持)に関しては、自動車税も、自賠責保険も、任意保険も非常に安いです。バイクの任意保険は自動二輪車と原付自転車に分けられますが、原付はファミリーバイク特約を使用することもできます。
 ただ、こんなに経済的にお得な反面、実際の運転にあたっては、法定速度が30km/hであるとか、二段階右折とかがあり、不便さも多いです。

2.バイクの魅力として
 なによりも手軽に乗れるのが一番の魅力です。スクーターが主力ですが、中古車を含めれば、それなりに選ぶことはできます。
 実は、法定速度や二段階右折の問題もあり、私個人としてはあまり興味がなかったのですが、一家に1台あれば、お客さんの足として、とても重宝するなと思いました。バイクの免許をもっている人は少ないですが、車は多いですから。また、小さい車体は混雑した駐輪場で重宝します。ホントに原動機の着いた自転車って感覚で利用するなら、とても便利だなと思いました。ただし、やはり自転車の延長線上の使い方を法律が想定していると思えるので、大きな道や長距離には向かないなとは思います。

3.50のバイクライフ
 近所への足としては、非常に便利だと思います。50に限った話ではありませんがスクーターのメットインなんか特に。バイクを1台のみしか所有できない場合は、いろいろと規制も多く不便ですが、ただ、免許取得の楽さを考えるとまぁしょうがないかなと・・・。自動車を持っていて、普段は自動車、近所の商店街などの駐車場が不便という方や、とりあえずバイクの免許を取得する余裕(時間的や金銭的な制約で)がない方などには、非常に便利な道具だと思います。
 しかし、非常に個人的な意見ですが、このクラスのバイクが本領を発揮するのは、共同で使用できることかもしれません。家族間や、来客用と、いろいろな人が手軽に運転できる車両として、一家に1台あると便利よいと思います。その維持費の安さは、まぁ、余分に1台二輪があってもよいかなと思わせるかもしれません。
 親戚のおっちゃんが自宅近くの銭湯に行くのに、親戚のおばちゃんの買い物用に。家族みんなの足として。50ccは非常に多くの人が運転できる原動機付きの移動用手段だと思います。

自二車関連に戻る

雑記帳に戻る

案内標識に戻る