講習&スクール


●アクティブセーフティトレーニングパークもてぎ(ショートプログラム)
 ホンダのツインリンクもてぎで行われる運転講習です。アクティブセーフティトレーニングパークもてぎには、いろいろな運転講習がありますが、ショートプログラムは予約不要で短時間(1時間くらいまで)のトレーニングです。



●参加のきっかけ
 まず最初に・・・「ひっとさん、本当にありがとうございました!
 私は運転が好きですが、ドライビングスクールの類には興味があっても行ったことがありませんでした。それどころか、一人で走ることが殆どですので、免許取得後にだれかから教わるというコトはほとんどありませんでした。唯一の例外が、大型二輪免許取得の為に参加した交通安全教会主催(だったと思いますが・・・)の二輪の運転講習会くらいでした。何故かって言いますと、具体的な内容がいまいち分からなかったのと、専門的なスクールに初心者の私が行っても大丈夫なのかと不安なのと、そして一番の理由は参加費用がけっこうすると思っていたからです。
 ところがネットで知り合ったひっとさんからこのスクールのことを教えて頂きました。しかも無料チケットまで頂きました!おかげで参加してみようと思うことができました。本当に感謝です。
 本来の参加費用は四輪の場合で1教習\3,500とツインリンクもてぎの入場料\1,000が必要です。練習風景は以下のようなカンジです。


●ツインリンクもてぎの位置

 栃木県の茂木で、国道123号線沿いです(^^;。
 一例としては、国道4号バイパスから国道123号線に入ります。国道123号線は曲がっていますが、とにかく国道123号線を進みます。国道123号線には小さいながらも案内看板がついていますので、日があるうちならわかると思います。

●平成13年1月18日受講内容
 四輪コースを自分のR32スカイライン(ABS無しのFR)で受講してきました。自分の車でも教習所の車でも受講できるようですが、どうせなら普段使用している自分の車で受講しようと思いました。
1:四輪ブレーキ
 一言でいえば急ブレーキの練習です。濡れた路面を利用しての急ブレーキです。今回の受講生は平日ということもあり私一人だったので非常に幸運でした。
 まず教官の車の助手席に乗せてもらい、ブレーキによる様々な挙動を体験させてもらいました。具体的には、リヤがロックすると直進安定性がなくなり、すべてロックすると慣性の法則に従うのみとかいうことです。
 自分の車での練習では、まずロックさせて止まるブレーキについてです。思いっきりガコーンと踏みつけます。このときの感覚はブレーキを踏むのでなく蹴飛ばすといった感じでした。一見簡単なようですが、意外と難しかったです。ブレーキの立ち上がりが1テンポ遅いのです。2回やってみた後、どうやらシートポジションが悪かったと気づきました。普段から注意していたつもりだけにちょっとショックでした。でも1ノッチ前にやると全然ちがいました。わずかな差ですが、あきらかに制動距離は短くなります。この練習を進入スピードを変えて練習します。1回ごとに教官が停止に要した距離を教えてくれます。
 次はロックさせずに止まるブレーキです。これは本当に難しかったです。今までの私は「じわっと踏み込んでロックしそうになったらそこで踏む力をとどめる」というやり方でした。さらに制動距離を縮めようと「じわっ」と踏んでいたところを「このくらいなら大丈夫かな?」と強めに踏むとすぐにロックしてしまいます。また、完全に止まる直前に、少しブレーキをぬくクセもついていました。また、一定に踏んでいるつもりでもわずかに力の強弱が発生したりもしていました。それなりに上手くできる時もあるのですが、失敗するとすぐに制動距離が伸びてしまいます。「いつも同じブレーキ」ができていませんでした。
 ブレーキが上手くなるにはとにかく練習あるのみなのでしょう。でも、独学でやるよりも、きちんと講師に習うと違うなと思いました。
2:スキッドリカバリー
 すべりやすい路面で機械的に車の姿勢を崩して、それを立て直す練習です。後輪があるプレートの上を通過するとき、プレートが左右に動いて、車を横滑りさせます。また、どうじに前方に噴水の壁が出現し、仮想の障害物を設定します。それを上手く回避することが目的です。今回の受講生は2人でした。
 私の場合・・・回る回る、スピン大会でした。ブレーキを意識するとハンドル操作が遅れ、ハンドルを意識するとブレーキが強くなりすぎてロックしてしまいした。教官の話では45度以上スピンしたら立て直すのは無理だということでした。いろいろと思考錯誤&経験しました。速度を5km/hごとにやったのですが、普通ではあまり意識していないこの速度差がけっこう大きいというコトを知りました。
 結論としては、まずブレーキです。ロックさせないのが望ましいです。そして、速度が落ちてきたところで、次のアクションとしてハンドルで回避です。また、ブレーキでロックさせてしまったり、間に合わないと思ったときは潔くスピンさせることも大事なだと思いました。そしてただスピンさせるだけでなく、ある程度スピン先をコントロールしながらスピンさせることが大切だなと思いました。
 もう一人の受講生はABS付きの教習車で、なんとかハンドル回避できたりできなかったりでしたが、私よりも安定していました(ちょっと悔しかったです/苦笑)。教官の話ではこの差がABSの威力だそうです。
3:今回の感想
 ブレーキもスキッドリカバリーもABS車両だとたいして大変なコトではないのかもしれません(想像)。ですが、ABS無しでやるととても面白かったです。自分の下手さ加減に悔しかったりもしますが、車の動きが分かりとても面白かったです。そして改めて車って自分の思い通りに動かすのは大変なんだなと思いました。是非またチャレンジしてみたいと思いました。まだ別のプログラムもありますし・・・



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