SEROW 250
(TOURING SEROW)

主なデータ

車名 SEROW250(TOURING SEROE)
型式 DJ17J型
発動機の型式 G370E型
カラー ベージュ
発動機の形式 空冷4サイクル単気筒横置SOHC(2バルブ)
総排気量 249cc
最高出力 18PS
最大トルク 1.9kg-m
車両重量 130kg(SEROW250)
改造箇所 ・SP忠男:POWER BOX エキゾーストパイプ
・純正:パフォーマンスダンパー
・PIAA:フォグライト
・純正:サドルバッグサポート
・ETC



写真を見てみたい方はこちらへ

燃料消費率(レギュラーガソリン)
35〜40km/L


●長所
 ハンドルの切れ角が大きなことです。本来は林道などで活躍すべきところだと思いますが、なかなか林道へ行く余裕のない私としては、狭い駐輪スペースでの取り回しに重宝しています。
 多くの社外パーツも魅力的です。良くも悪くも物欲が刺激されまくりです。


●短所
 デザイン的に、小さな丸目のヘッドライトがあまり好きになれません。このセロー自体はお洒落なデザインだと思っていますので、単に好みの問題なのですが……。
 パッシングスイッチは欲しかったです。
 高速道路で時速100kmぐらいでハンドルがゆっくりとぶれるような感じがします(ニーグリップをしっかりするとあまり感じなくなります)。最初は、「セローというよりこの車体単体の問題かもしれませんし、もしかしたら単にホイールバランスかもしれません。もう少し、様子見かと思います。」と思っていましたが、どうやらセローの問題なようです。この症状は、パフォーマンスダンパーを取り付けたら穏やかになりました。



●追記(平成29年9月18日)
 分かっていたことですが、購入してすぐに生産中止となってしまいました。

●追記(平成30年12月31日)
 SP忠男のパワーボックスをストック。純正エキゾーストが錆びてから交換しようと思っていましたが、機能部品だけに早めに交換するべきか、悩んでいます。しかし、そもそも、最近は全く乗っていないことが大問題だったりします。セロー、軽い車重と足つきの良さを考えると、歳をとっても乗りつづけられるバイクになりそうな予感です。あまりに乗っていないので、手放すことを検討したりもしましたが、そのことに気がついたら、大切に乗っていこうと思いました。早まらずに良かったです。

●追記(令和元年5月6日)
 ゴールデンウィークを利用して、SP忠男のパワーボックスを取り付けてもらいました。サイレンサーは純正のままです。
 取付後の感想ですが、まず気がつくのが低速トルクが厚くなったことです。1速上のギアでトコトコと走ることができます。高速道路でも力強さを感じます。上手く表現できませんが、交換前に比べて+10km/h分の余裕があります。3車線の高速道路では、交換前は一番左側が定位置でしたが、交換後は真ん中巡航もOKという感じです。高速道路でツーリングするなら必須と思えるほどで、お値段\21,900(税別)以上の価値があると思います。ジェベル250XCほどではありませんが、交換後は高速道路がとても楽になりました。
 排気音は、サイレンサーがノーマルのためか大きくなったという印象はありません。そしてステンの外観も美しいです。素人の個人的な感想ですが、良いことばかりで、トレードオフのマイナス要素が見当たらない、すばらしい製品だと思います。


●追記(令和元年12月31日)

 更新が遅くなりましたが……春にSP忠男のパワーボックスを取り付けたら、高速道路を走ることが苦行でなくなりました。高速道路を走ると気になるのが、時々発生するフロントの揺れです。というわけで、フレームに取り付けるダンパーのパフォーマンスダンパーを装着しました。
 取付後の感想ですが、しっかりと効果を感じることができます。揺れが無くなるわけではありませんが、装着前のように揺れがだんだんと大きくなるということなく、自然と制御できる範囲でおさまります。また揺れ自体の発生も少なくなります。
 パワーボックス+パフォーマンスダンパーで、高速道路も大きな不満なく走ることができるようになりました。


●追記(令和2年7月26日)

 オフ車は、車高が高く車重は軽いです。そのため強風の時に(オンに比べて)転けやすく、またオフ車だけに不整地に停車することも多いです。そのような時、サイドスタンドだけでは心許ないことがあります。センタースタンドなど無いオフ車、いざという時には補助スタンドを使っています。右側のステップを支える補助スタンドです。ピンを差し込む位置を変えることで、高さを調整できます。手軽に持ち運べて使用できるのが良いです。AX-1ジェベル200で重宝していました。
 私が持っているこの補助スタンドは、ホンダの純正アクセサリーとして販売されていた(と記憶しています)ものです。AX-1を強風で転かした時に買いました。調べてみると、同じ物が別ブランドでも販売されていたようです。どちらも今はもう無いのかもしれませんが、重宝する一品です。


セロー250のステップにはフィット感がイマイチですが、
充分に使えます。

赤い収納ケース付です。

まだ取説が残っていました。




●追記(令和4年12月31日)
 高速道路で発生するフロントの揺れ、おそらくセロー250の持病だと思います。パフォーマンスダンパーを取り付けてから大きな不満は無くなりましたが、それでも気になることが時々ありました。ところが、偶然にタイヤの空気圧を高くして高速道路を走ることがあったのですが、通常の高速走行では殆ど気にならないレベルでした。フロント175kPa、リヤ200kPaです。泥濘地などオフロードを走らないのであれば、高い空気圧も良い感じです……燃費も伸びるしね!

●追記(令和5年12月31日)
 車両入替のため、悩んだ末にセローを手放すことにしました。6年間ほど所有していて、一度も林道などオフロード走行をしないままでした。オンロードでも気軽に使用できるバイクとして魅力的なセローですが、次に購入するバイクがカワサキのZX-25Rで、まずは置き場所的に250ccクラス以上の増車は難しく、また金銭的な面でも厳しく、諦めて下取りに出すことにしました。これでオフ車が一台も所有しない生活となってしまい、一抹の淋しさを感じています。もし、どうしても山に行きたくなったら、キャリイ(←四駆ですし)か、キャリイにカブでも積んで行ってみようかなと思います。
 またこの先、内燃機関のバイクが発売され続けている間、オフ車の新車販売が全く無くなる可能性は低いと思っていて、それよりも250cc4気筒エンジンが無くなる可能性の方が高いと推測しています。……な〜んて書いていますが、そもそも論で、内燃機関のバイクや車の販売自体がどうなるのか、全くの不透明な時代なのですがね……(個人的には、計画通りに内燃機関の販売終了ができるとは想像していません)。



過去のバイクに戻る

愛車紹介に戻る

道路案内標識に戻る