CBR1000FのF.ブレーキのスイッチの掃除・交換です。

 年の暮れも暮れ、12月は30日に、フロントブレーキを握ってもブレーキランプが点灯しないことが発覚しました。リヤブレーキを踏んだら点灯することより、単なる球切れでなく、フロントブレーキから電球までの問題であるということは明白でした。以前にGS250FWで同じ様な症状になった経験から、一番あやしそうなトコロはブレーキレバー付け根にあるスイッチかなと思いました。
 とりあえず、バイク屋へ電話してみるもののやっぱり年末の為お休みでした。また、メーカーも休みでしょうから部品発注も年明けまで無理な状態・・・やっぱり自分でやるしかない・・・という状態でした(笑)
 で、翌31日大晦日、GS250FWの時に自分で作業したことを思い出しながら(・・・って10年くらい前のことなんですが)、CBR1000Fのサービスマニュアルなんて持っていないので(逆輸入車のって高いんですもの・・・)、NSR250Rのを見てから作業に入りました。

-注意-
手順を紹介しますが、実際の作業については各自が各自の自己責任の元で行ってください。
作業に当たってトラブルが発生しても作者はいっさいの責任を負うことはいたしません(できません)のでご注意下さい。

スイッチの場所

ブレーキレバーの下側についているスイッチを取り外します。スイッチの場所は赤○印のあたりにあります。
手前の銀色のナットはスイッチとは関係ないので注意して下さい。

スイッチの取り外し

赤○印のところの1本のネジで固定されていますので、これを外します。
取り外したスイッチの分解

赤○部分が取り外したスイッチの写真です。
このスイッチ自体はネジなどなく、青○印のところにあるツメで閉じられています。ツメに注意しながら分解します。写真でみると、画面手前側のフタ部分と画面奥側の本体部分に分かれます。工具箱の中に適当な工具が見あたらなかった私は、開閉にナイフを使用してみました~(^^;;

スイッチ掃除

赤○印のところがスイッチの接点となっています。ここをヤスリでちょこちょこと擦ってあげて掃除しました。

 とりあえず掃除はしたものの、やはり接点自体がだいぶ摩耗していました。これは正月休暇があけた頃に部品発注しておいた方が良いなと思いました。今回はあくまで応急処置といったところでしょうか。でも、とりあえずはきちんと復活したので、当面ヨシというところでもあったりもします。

 2001年の年末はいろいろとあり、大掃除どころか通常の部屋の掃除すらやっていないのに、こんな場所の掃除をやってしまった大晦日でした(爆)


●追記(平成14年5月26日)
 で、上記で掃除したスイッチですが・・・本日お亡くなりになったことに気づきました。点検してみたらまたフロントだけブレーキランプがつかないんですよ。で、2回目なので交換することとしました。
 部品自体は今年の正月休みあけあたりに購入しておいたので、それを利用しました。そのブレーキのスイッチなのですが・・・逆輸入車用を発注するのはいろいろと手続きが大変らしいです。というワケで国内用のものを頼んでおきました。たしか\900+消費税だったと思います。
 交換手順は、掃除よりも簡単です。
1.とりあえずスイッチを取り外します。(上の写真を参考にしてくださいね)
2.電気のコードにかかっているゴムの黒いカバーをずらします。
3.金色の金具からスイッチを抜き取ります。このとき抜けが悪ければ、ドライバーでつついてあげるとよいかと思います。
4.反対の手順で取りつけ、ランプの点灯を確認したらOKです。
 作業前には国内用ということで少し不安もあったのですが、結果はバッチリでした!



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