R32のメーターの脱着等です。
メーターの脱着(とそれに伴うメータークラスターの脱着)作業でできるコトは・・・
1.メーターやスイッチ内の各照明(電球)の交換
2.メーター内部の掃除
3.前照灯のスイッチの接点部分の掃除
4.前期型についている速度警告音(チャイム)を解除
5.新たに後付の警告灯などを加工して設置
等が上げられると思います。
−注意−
手順を紹介しますが、実際の作業については各自が各自の自己責任の元で行ってください。
作業に当たってトラブルが発生しても作者はいっさいの責任を負うことはいたしません(できません)のでご注意下さい。
●メータークラスター(フード)の取り外し | ||
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メーター下側カバーを外します 以下のネジでとめられています ・ドア側に1ヶ所 ・ハンドルの付け根に4ヶ所 ・足下中央の奥に1ヶ所 ・ボンネットオープナー両脇の2ヶ所 このカバーは完全に外さなくても作業できます。 |
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メータークラスターを外します クラスター本体は ・上部4ヶ所 (写真ではハンドルの陰になっている箇所もあります) ・下部3ヶ所 でとめられています。 これらのネジを外し、各スイッチについているコネクターを外します。コネクターが硬い場合、スイッチ自体を取り外すこともできます。 |
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メータークラスターが外れました メータークラスターが外れました。 左側のスイッチ2ヶ所はスイッチ本体を外しています。 取り付けは、取り外しの逆の手順で行ってください。 |
●メーターの取り外し | ||
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さらにメーターを外します メーターは4ヶ所でとめられています。 ・上部2ヶ所 ・下部2ヶ所 (写真ではハンドルの陰になっている箇所もあります) 写真はクラスターを外した状態です。 |
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プラスチックカバーの取り外し メーター前面のプラ板は、今回は時間の都合で取り外しませんでしたが、数ヶ所のツメでとまっているらしいです。 もしかしたら、マークの数が違っていたらすみません。 写真はメーターを取り外した状態で、メーターの裏側です。 各電球(の裏側?)も見えています。 取り付けは、取り外しの逆の手順で行ってください。 |
私が作業するにあたって、メータークラスターの取り外しや電球の交換は、リオルさんのHP(リオルさんのHPへ行くには、リンクのページにバナーがあります)を参考にさせて頂きました。たぶん上記の説明よりもリオルさんの方がわかりやすいと思います(^^;。特にスイッチの取り外しや分解はとても分かりやすかったです(リオルさん、どうも有り難うございました!)。
メーターの取り外しとその前面のプラ板の取り外しについては、ディーラーでの作業(自分の車)を見学させて頂きました。そしてその後に、練習ということで自分で同じ作業をやってみました(写真はその時のものです)。
オプション装着の日産純正の空気清浄機ピュアトロン(ハイマウントストップなし)のスイッチは、ウチの場合、メータークラスターの左下側に付いていました。空気清浄機が作動すると作動ランプが点くのですが、これも切れていました。そこでスイッチを分解して電球を取り付けようとしたのですが、そのスイッチの分解は大変でした。私の場合、自己流で無理矢理やっていてスイッチケースを破損してしまいました(苦笑)。全てバラしてから、別の方法でやるべきだったと反省しました。一応オススメの方法を紹介しておきます(^^;;
破損したスイッチは使えなくもなかったのですが、単価もそれなりなので私はスイッチを注文して交換しました(私が破損したトコロはスイッチ本体ごとでないと販売されていませんでした)。部品代はスイッチ本体ごとで、1200円でした。電球代は260円です(スイッチ本体ごと交換する場合は必要ありません)。
●空気清浄機(ピュアトロン)の手もとスイッチ | ||
・部品構成 | ||
下(スイッチの組立)の写真で左からそれぞれ 1.コネクター部分+電球 2.実際のスイッチ部分(白い板) 3.スイッチ本体ケース 4.バネ+ボール 5.指でおす部分 ↑ 名前は私が適当に付けました(^^; |
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・スイッチの分解 最初に元の部品の上下左右の関係をよくチェックしながらの作業をオススメします(←重要かも)。 |
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1.「指でおす部分」を分離します。 この部分は上下のポチ丸タイプのツメではめ込まれています。 ツメを外す要領で慎重に外します。 外す時勢い余ると中からボールとバネが飛び出しますので注意します。 覗くと端に電球が見えると思います。 可能ならこの状態からピンセットで電球を中央向きに引き出します。 |
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2.コネクター部分とスイッチ本体ケースを分離します。 これも上下のツメで固定されています。 中に「実際のスイッチ部分(白い板)」が入っています。 逆さにすると落っこちてきますので取り外しておきます。 ここまで分解すると電球の交換は楽です。 |
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・スイッチの組立 | ||
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組立イメージです。 各色矢印の各部品がそれぞれにつながっています。 |
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1.「実際のスイッチ部分(白い板)」をセットしてコネクター部分とスイッチ本体をはめ込みます。 2.バネとボールをスイッチケース本体部分に最初の状態になるようにセットします。 3.「指でおす部分」の裏の突起がきちんと「実際のスイッチ部分(白い板)」を操作できるように確認しながら慎重にはめ込みます。 |
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基本的にこの部品のツメやそれに類する部分は非常にヤワです。ドライバー等で強くコジると折れる可能性が非常に大きいと思います。私が折った箇所以外でも、すでに折れている部分もありました。とにもかくにも、慎重&丁寧&やさし〜く作業することをオススメします。そうでないと私みたいになります(苦笑) |
−感想−
今回の目的は、各種の電球の交換でした。ディーラーにはメーター内の全ての電球とハザードスイッチ内、デフォッガースイッチ内の電球の交換を依頼して、メーターの取り外しまでを見学させて頂きました。その時に、速度警告音(後期型には存在しません)もサービスで取り外してくれました。速度警告音の機械は、スピードメーターの裏側にある銀色の小箱みたいなヤツです(写真は取り外し後なので写っていません)。オプションの空気清浄機をつけているのですが、そのスイッチにも電球がついていました(バラすまで知らなかったので、バラしている最中に急いで注文しに行きました/汗)。これは結局スイッチ本体ごと交換するハメとなりましたが(苦笑)
作業終了後の感想ですが、メーター内の照明は白さが増し、明るくなったのを実感できます。また切れていた電球は結構ありました。「こんなトコにも照明があったのか」って感じのモノもでした(今まで点いていなかっただけにとても明るく感じます)。しかし、それ以外のトコロは、明るくなった気がするという感じでした。今回はついでにエアコンのスイッチのバルブも交換してもらったのですが・・・これも明るくなった気がするという感じでした。ディーラーでの作業と自分での作業を合わせてのバルブ&ソケットの部品代は、全部で1万円弱くらいでした。数が結構ありました。
また、メーターの前面にあるプラ板は、内部からの汚れが気になっていたのですが、綺麗に掃除してもらったら(これもサービスでやってくれました)、昼間でもメーターが見やすくなりました。これは効果が大きかったです。
メータークラスターに付属しているスイッチの電球については、ディーラーによってはスイッチ本体ごとアッセンブリ交換するという噂を聞いたことがありますが、私が行っているディーラーでは電球だけの交換をしてくれました。
私が行った作業で、一番大変だったのは・・・実は硬いコネクターでした。たった一つのコネクターにけっこうな時間と労力を費やしてしまいました(T-T)。それと、結果としてめんどくさいコトになったのが空気清浄機のスイッチでした(溜息)・・・。分解する手間とスイッチ本体の値段を考えると・・・スイッチ本体ごと交換でもいいかなと思いました。
●追記(平成13年11月11日)
以前に交換したハザードランプのスイッチの電球が再び切れてしまいました。で、部品を\150で購入し再び付け替えました。交換作業自体は一度経験しているので楽でした〜♪。今回は、一番下のカバーは外さずに、手前のネジを外して少し隙間を作ってやって、クラスター下部のネジを外しました。クラスターのネジは全て外しましたが、各スイッチのコネクターは硬いので外さずに、ハザードスイッチ側を広めに広げて、スイッチの後ろ側に見える電球を引き抜きました。そして新しい電球を押し込めばOKでした。ウチのはハザード側のコネクターに繋がっている配線には長さに少しの余裕があるのが勝因でしょう。反対右側の配線は余裕がないので、コネクターを外さないと隙間が作れなかったりします。
ところで、ハザードって緊急時に使用することが前提ですので、そのスイッチはある程度目立つ方が望ましいかと思います。しかし、ウチのは前回の電球交換後も、点いているのが分かるといった程度でした。そこで今回はその辺りも改善しました。と言いましても、電球についている青いゴムカバーを外すダケなんですけどね(^^;;。しかしコレが効果絶大、夜間にはハザードだけがとても目立つようになりました。煌々と△が輝いています。明るさが気になる方には向かない(目が疲れる等の理由で)と思いますが、暗さが気になる方にはオススメかと思います。
●追記(平成14年8月24日)
お盆休みを利用して、ようやくヘッドライトスイッチの交換を行いました。炎天下の作業でしたので、汗をかきながらの作業となりました。
片側のヘッドライトが、スイッチON後、少しのタイムラグがないと点灯しないという状態でした。最初は片側のバルブが切れたのかと思い、交換したのですが、ダメでした。しかし、点いたり消えたりしているというコトも分かってきて・・・となると、スイッチの可能性が高くなります。そこで、部品だけ購入しておきました。前回にバラした時に接点の掃除をしておいたので、少し様子見を行っていました。が、最近ついにダメになったのかなと思い(点灯までの時間が気になり始めました)、いよいよ部品を交換することにしました。
作業手順ですが、
1.上で説明してある手順でメータークラスターを外します。
2.ライトスイッチ本体の外側にある手で回す部分を引っこ抜き、外します。
3.クラスターの裏側から、ライトスイッチをとめてある3本のネジを外します。
(取りつけはこの逆)
といった感じです。
今回の苦労したポイントもやはり、各スイッチのコネクターが硬くて外すのに手間どったことです。それ以外は基本的にはあまり手間取りません。また今回は、汗で、作業途中に腕の触れたトコロが汗まみれになったので、洗剤で拭いておきました(^^;;