R32のリフレッシュ
元年式と車齢も10年を越えたウチのR32です。少し前までは、10年を越えた車は古くて故障の可能性が高いとのことで毎年の車検でした。また、かつては車検との兼ね合いもあり、10年を越えた車は買い換え時かなという風潮もあったと思います。
近年の車は技術の向上により、耐久性もあがったということで、現在では10年を越えた車でも2年車検となりましたが、10年というのは車にとっては大きな節目かなという気がしています。そこで、今後も長く乗るためにウチのR32も少しだけですがリフレッシュしようと思いました。また同時に、いつも定期的に行っている整備作業も行いました。
今回の作業は、私の作業できる範囲(技術的・時間的)ではありませんでしたので、全てお店の方にお任せしました。また、作業はまとめて行うと工賃が少し安くなったりしますし(^_^;;
基本的な作業予定は、足まわりのブッシュとアブソーバーの交換です。更にオーディオのスピーカーも考えています。しかし、予定は未定にて決定にあらず・・・というコトでブレーキローターの交換も行われる結果となりました。
さらには、今後の使用状況によっては、次回車検時あたりに、要マフラー交換となるかもしれません(T-T)
また「簡単な整備」というページとして考えると、今回はいつもの様な作業手順のページとは異なりますが、まぁ、こんな作業をやってもらったよという紹介のつもりでこのページをつくりました。
●平成13年5月27日
まずはいつもの定期的な作業です。今日はオイル&エレメント交換をしました。とは言いましても用品の量販店で作業してもらったのですが・・・。今回はドタバタしていて少し間隔があいてしまいました。また、前回はエレメント交換を忘れてしまっていました。その為か、すごくオイルが汚れていました。反省です。前回はいつもと違うオイルを入れていましたので、その為かもしれません。オイルが汚れているといるというコトは、その分エンジン内部の汚れを洗浄してくれているというコトでもありますので、ある意味ではそれで良かったのかもしれません。前回はスノコの半化学合成油を使用してみました。これはベースオイルが良いという店員さんの薦めで試してみたものでした。
というワケで、量販店でフラッシングしてもらいました。なんか特殊な機械を使うようなもので\6,000でした。なんか少し高いなと思いつつも作業を頼んでみました。正確にはフラッシングというよりも、エンジン内部の洗浄作業ということです。
いつものオイル交換ではエレメント交換しても4Lあれば足りていました。規定量より少ない数値ですが、前のオイルが完全に抜けるワケでは無いので、まぁこんなものかなといつも思っていました。しかし今回は4Lでは足りませんでした。というコトは前の古い(汚い)オイルがしっかりと抜けたということです!特殊な機械によるフラッシングのおかげでしょうか?真相は分かりませんが、なんかとても車に良いことをしたような気がして自己満足しています(笑)
今回もオイルの銘柄を変えてみました。カストロール「プロテクションbyマグネテック」というオイルです。半化学合成油で10W-40です。特徴は油膜を保持する力が強くて1ヶ月間ほどらしいです(店員さんの話では)。コールドスタート時にエンジンへの悪影響が少なそうで良さそうです。ウチの車は週1回程度しか運転しないので、思わずコレにしてみました(^^;;
●平成13年6月2日
ブッシュ類とショックアブソーバーの交換の為に入院しましたが、検査の結果、ブレーキのローターも要交換(研磨)と診断されました。ショックアブソーバーは社外品にしてみようと思っていましたので、ディーラーで装着OKなニスモを考えていました。が、安価なR32用のショックアブソーバーは生産中止となっていました。ホシノインパルもOKということでしたので、今度はそちらを注文したのですが、これも生産中止でした。で、困っていると、保安基準適合品なら持ち込みでも作業してもらえることになりました。しかし、持ち込む為には部品を運ぶ車が必要です。というワケで一時帰宅しました。アブソーバーは量販店(オイル交換に行った量販店にしました、だって、割引とかありそうですし、ポイントカードも持っていたもので・・・)で購入することとしました。アブソーバーが入荷後、持ち込んで作業に入ることとなりました。
ところで、一連の作業はまとめて行われるのかなと思っていたのですが、今日、車を取りに行ったら、ブッシュ関係とディスクローターの交換は終了していました。これはある意味ラッキーでした。なぜなら、アブソーバーまで交換して乗るよりも、ブッシュ類のリフレッシュ効果がどのくらいなものかを体験できるからです。アブソーバーまで交換すると、どこまでがブッシュ交換の効果でどこからがアブソーバー交換の効果かわかりませんから・・・。そして、実際に乗ってみた感想は、「マイルドだけどコシがある」ってカンジでした。鈍い私ですので、あまり体感できなかったのかもしれませんが、そう感じました。半分は交換したという精神的な思いこみかもしれませんが、道路の継目や段差を通過するときに、マイルドになった気がします。でも、ふにゅってカンジとは違うんです。また、ブレーキの時などもしっかり支えられているなという気がします。
ブッシュだけでこの効果でしたので、これで「アブソーバー&バネまで交換したら・・・」と思うと非常に楽しみです。ブッシュだけと言いましても、純正なので、実はアッパーリンクごとの交換でした。また、全部のブッシュの交換を頼んだのですが、先方の判断で必要と思われるもののみが交換されていました。最終的にはショックまわりとアッパーリンクのブッシュ交換にとどまりそうです。テンションロッドなどは大丈夫だと言われました。
ブレーキのディスクローター交換は、パッド交換は行わなかった関係で、ディスクとパッドのあたりがついていなく、まだ効きが弱いです。あたりがつくまではその効果を体験するのはお預けですね〜。また、工賃は足まわりとセットで作業してもらったため、ディスクについては発生しませんでした。診断結果では、「研磨はリアで、フロントは研磨不能で要交換」だったのですが、全て新品に交換してしまいました。
今回はついでに12ヶ月点検と、デフオイルの交換(機械式LSDのため)、フロントウィンドウの撥水処理を行ってきました。法令点検とオイル交換や足まわりの整備を兼ね合わせると、工賃が割安になるのが嬉しいところです。
●平成13年6月9日
そして今日、アブソーバー&バネとアブソーバーまわりのブッシュを交換してきました。アブソーバー&バネはタナベのサステックダンパー&CVSスプリングです。アブソーバー&バネとアブソーバーのセットの定価は\73,000です。これに加え、日産純正のブッシュを交換しました。
この足まわりは車高調整式ではありませんが、私の使用方法を考えれば、これで十二分すぎると思っています。私の車の使用方法と耐久性等を考えると本当は純正が一番望ましいのでしょうが、どうせ交換するなら社外品を経験してみたくなったのです。私の現時点での理想の足まわりは、極端に限界性能の高い足まわりでなく、純正よりも少し高い限界性能で、かつ、滑り出しが分かりやすく、滑り出した後のコントロールも行いやすいモノです。果たして今回選んだ足まわりがこの理想とマッチする方向性かどうかはよく分かりませんが、量販店の店員さんと相談した結果、この足まわりにしてみました。当初の予定では、アブソーバーだけの交換だったのですが、どうせならバネとセット物の方が相性がよいだろうというコトで思い切ってセットでの交換としました。バネはフロントが4.6kg/mmでリアが4.3kg/mmということです。車高が1.5cmほどダウンするそうです。個人的には、車高は下がってほしくなかったので、このくらいが良いところかもしれません。新しいショックに期待すること(交換する第一の目的)は、実は乗り心地の改善だったりします。ロールやピッチング等を減らすことで乗り心地がどっしりとすればイイナと思っています。交換作業は当初の予定通りにプリンスディーラーで行われました。
今日交換したばかりですのでまだ慣らし中ですが、でもかたい乗り心地になったなという感じはすでにしています。
●平成13年6月9日の途中結果・・・
上記の作業(オイル交換・フラッシング〜12ヶ月点検〜足まわり・ブレーキローターの整備)に要した費用の合計は、22万円を少し超えるくらいです。もちろん、少し値引きしてもらっての数字です。
●平成13年6月10日
足まわりの慣らしは「200〜300km」とディーラーの方にアドバイスを受けました。このディーラーの方も車好きでいろいろなコトをなされているらしいです(本人ではなく、他のディーラーの方から聞いた話だったりします)。
そこで今日、床屋によったその足で、榛名山の麓まで行ってきました(爆)。で、とりあえず温泉に入ってきました。(今日行った温泉のデータはこちらから)
乗り心地は、段差などを越えるときにかたいかなと思いますが、普通に走っているときには、ロールなんかも少なく、乗り物酔いしやすい人が乗っても、酔いにくくなったかなと思えました。
●平成13年6月16日
そして、いよいよ最後の項目、スピーカーの交換です。スピーカーからイヤな振動があるので交換を考えました。また同時に、家電のオーディオシステムをグレードアップする第一歩はスピーカーという意見もあり、車の場合も同様かなと思い、スピーカーを社外品にしてみることにしました。
スピーカーはたくさんのメーカーから出ていて悩むところです。結局パイオニア(カロッツェリア)の商品を選んだのですが、店員さんとお話して決めました。私の好みは元気な重低音よりものびる高音です。その基本路線にそって、価格と相談の上で決定しました。フロントスピーカーはブラケット(\2,500)が必要でした。フロント側は2wayの16cmセパレートタイプ、リア側は2wayの17cmコアキシャルタイプです。同じ様な価格帯の他社製品も迷いました。スペックでは多少ですが他社のモノの方が良かったりもしました。でも、数値だけで音は分からないので、店員さんの経験談&知識を聞きながら選びました。とか言いつつも、コーン紙がケブラー繊維というのにも惹かれてしまいました(爆)
お店はタナベのサスを購入したのと同じ量販店です。サスでお世話になった店員さんが好印象でしたので、再びお世話になろうと思ったのです。が、行ってみたら、その店員さんはお休みでした。そこで別の方とお話をしたのですが、こちらの方もとても良い感じの店員さんでした。ラッキーにも前回の店員さんは足まわりに詳しい方で、今回の方はオーディオがメインの方でした。また、今回は購入金額の関係で工賃サービスでした。これまたラッキー!
ところで、スピーカーにも慣らしってあるのをご存知ですか?車では、エンジンに手を入れたり、サスペンションやデフなどを交換した場合は慣らしを行うのが望ましいと言われています。動く部分は慣らしを行う方が望ましいのです。
スピーカーもコーン紙を振動させて音をだすのがその原理ですから、振動させる=動くということで、やはり慣らしをした方が望ましいのです。その方法は、音楽を鳴らすのでなく、最初はラジオ等のザーというノイズを流すのです。これは家庭用のオーディオでの話しなのですが、車も同じだと思います。・・・でもめんどくさいですよね〜。私は・・・やりませんでした。ただ、最初は小さめの音で鳴らして、徐々に大きな音にしようと思っています。
今まで付いていた古いスピーカーは日産の純正でクラリオン製でした。さすがに10年以上も前のモノで、もう完全に死んでいました。コーン紙はパリパリで、エッジはちぎれていました(爆)。こんな状態でもスピーカーって音がでるんだなとあらためて関心しました。こんな酷い状態のスピーカーを見たのは初めてです。今までの音は純正なのでこんなもんかなと思っていた自分が恥ずかしいです。
さらに、リフレッシュ作業という程のことではありませんが、内装を掃除しました。ミニ掃除機で砂を吸い取った後、シートをシートクリーナーでブラッシングし、ダッシュボード等を洗剤で拭きました。
●平成13年6月17日
車載CDへレンズクリーナーをかけました。湿式のクリーナーです。
●平成13年6月18日〜感想&写真〜
・エンジンの洗浄
感覚的にはよくわかりません。でも確かにエンジンを回すようになったような気がしています。それだけ気持ちよく回るようになったのかもしれませんが、足まわりのリフレッシュ等、他の部分をリフレッシュした影響(嬉しくて浮かれている)で、ついアクセルを踏んでしまっているのかもしれません(爆)。ただ、上にも書きましたが、エンジンオイルの抜けた量が違うということから、洗浄ということでは効果があったと言えると思います。また、あまりアテにならないですが、純正の油圧計が、以前よりもよく動くようになったような気がしないでもありません(以前はそんなに注意して見ていませんでしたので・・・)。
・足まわりのリフレッシュ(アッパーリンク&サス&ブッシュ)
これはよい効果がありました。一般道の悪路(舗装状態の良くないところや凹凸のあるところ)では、ゴトゴト感が強くなり少し不快になりましたが、高速道路の走行や、流れの良い幹線道路での車線変更などでは、とてもよい感じです。ロールが減ったので、乗り物に弱い方が乗っても、乗り物酔いしにくくなったと思います。この辺は狙っていたものでもあるので、とても良かったと思います。スポーツ走行時における感想はまだわかりません(まだスポーツ走行を行っていないので・・・)
・ブレーキローター
今は新しいローターに慣れてしまったのであまり感じなくなりました。が、一時は、普通に運転して、いつもの今までの感覚でブレーキを踏んだら、思った以上に効きが強くて「お!」と感じました。これも効果◎です。
・スピーカー
これは交換前の状態が酷すぎたので、明らかに体感できています。一応、簡単な慣らし(のつもり)も終わり、今では普通の音量で聞いています(少し大きめかも・・・)。まだ大音量と言えるほどの音量では鳴らしていません。交換して簡単な慣らしを終えて、普通の音で初めて聴いた時には、「おぉ〜いいなぁ〜」と思いました。現状では高音にメリハリが出たのと低音の響きが良くなりました。ですが、ずっと聴いていると、まだまだ音が硬いような気がしてきました。こういう硬い音のスピーカーというのでなければ、もう少しスピーカーを使いこめば解消できる問題かもしれません。また、硬い音のためか、まだ音がなじんでいない(自然さがたりない)気がしています。使い込むうちにもう少しまろやかな音になるといいなと思います。
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●左が交換前の純正です。 写真ではよくわかりませんが、ブーツ部分がちぎれています。 ●右が交換後のタナベのショック&バネです。 乗り心地の感想は本文中にありますが、まぁ、私の運転ですと、あまりその恩恵を体感してはいません・・・だって私、遅いですからね〜(^^;; 写真で見比べて思ったのですが・・・ ・・・オレンジ色の足まわりって、少しせくしぃ〜でしょうか(爆) |
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●これが新しいスピーカーです。 取り付けてしまうと、フロントのツィーター以外は純正のカバーの下に隠れて見えなくなってしまうので、取り付け前に写真を撮っておきました(笑)・・・取り付けてしまった今ではもう、内装を外さない限り見ることができません。だから、この写真を見て、「これが付いているんだな〜」って思うようにします(爆) |
●平成13年6月21日
今日はガソリン添加剤を入れておきました。基本的に水抜き剤ですが、私はあまりこの手の添加剤の効果を信じていなかったりします。まぁ、気休めといいますか、自己満足といいますか、少しでも効果があれば幸いかなと思って、気がむいた時に、たまに入れています。こんな考え方なので、安いモノしか入れていません、だから効果を感じることができないのかもしれませんが(笑)。今日は、ホームセンターで\200をきって販売されていたSTPガストーリトメントです。水抜き効果と、ヒューエルライン系の洗浄効果があるらしいです。でもって実はこの商品は私のお気に入りだったりします。車にもバイクにもガソリン添加剤を入れる時はだいたいこの商品です。だって、安いんですもの(爆)・・・特に日本語表示でないモノは(妖)
錆びが怖いので水抜き効果を期待しています(少しですが)。で、それに加えて少しでもヒューエルラインやインジェクションが綺麗になればいいなと思っています。また、気持ち的に水や汚れが気になる場合は、水抜き剤やインジェクションクリーナーといった専用のガソリン添加剤を入れることもあります。余談ですがバイクの場合はキャブクリーナーです。
効果の程はよくわかりませんが、まぁ、広告通りの効果があれば幸いですし、なくてモトモトだと思っています。ま、毒にも薬にもならない程度のモノが一番安心だと思っています(笑)。特効薬(よく効く添加剤)には何か副作用があり得る可能性があるので、本格的にヤバくなるまではあまり頼りたくないというのが本音です。
ま、効果はともかくとして、一応これもリフレッシュ作業の一環かな〜とか思っています。特に今回は、あちこちリフレッシュ作業をしたので、これを機会に添加剤でもと思ったものですから・・・
●平成13年6月23日
そういえば・・・エアコンの調子がいまいちだったのを忘れていました。17日の外出で、エアコンの効きにムラがでてしまいました。効いたり効かなかったりです。思えば去年も似たような症状が出ていたような・・・。で、その時にエアコンの自己診断機能でチェックしたトコロ、外気温センサがエラーをおこしたりおこさなかったりの状態でした。
今年はもっと症状がヤバくなってきているようです。しょうがないのでセンサを交換しておきました。だがしかし、人生いたるトコロに落とし穴あるね・・・私は気づかなかったのですが、内気温センサもお亡くなりになっていたようです。外気温センサを交換するときにディーラーでのチェックを受けたのですが、こちらの方がもっとヤバイ状態になっていたらしいです。というワケでこちらも部品を発注しました。入荷に数日かかるとのことです。
●平成13年6月27日
いやぁ〜、エアコンの内気温センサを交換してきました。
「紺色の車はエアコンの効きが悪いのはしょうがないよな〜」なんて言っていた奴は誰だよ?・・・って私です。
いや、修理の帰りがけから本来のエアコンの威力をありがたく享受しました。白色の車に比べれば、たしかに不利かもしれませんが、それでも今までとは天国と地獄です。
これらのセンサの交換はリフレッシュ予定からすっかり抜け落ちていました(爆)・・・ようやくこれで安心して夏を迎えられるようになったと思います。
ところでセンサの取り付け位置なのですが、今回は時間の都合で預けてしまったので確認していませんが、聞いた話では、外気温センサはナンバー裏あたりのラジエターの近所(細かい位置までは不明ですが・・・)にあるようです。内気温センサは、作業書を見ると、交換にあたってグローブボックスを取り外していましたので、グローブボックスの奥にあるものと思われます。部品代は、外気温センサが\3,000で内気温センサが\1,200でした。工賃は、外気温センサが¥2,300で内気温センサが\2,700でした。
●平成13年7月15日
今回、一連のリフレッシュ作業で、結構自分の気に入ったカンジになってきました(^_^)
そこで以前から気になっていた、後ろからの振動音の対策もやってみようと思いました。どうやら、リアトレイあたり、空気清浄機かなにかからビビリ音がでているように感じました。これもリフレッシュ作業の一貫として改善してしまおうと思いました。こういった音って、結構つかれる原因の一つなんですよね。
とはいえ、とりあえずトランクの中をチェック、なにか緩んだり音のでるようなものは無いかチェックしました。ジャッキもきちんと固定しているし、車載工具もOKということで、その他の原因を探し始めました。
とりあえずね妖しいと思われる空気清浄機からです。とりあえずネジが緩んでいたのでそれをしめつけて・・・さらに防振テープなどをそれらしいところへ貼ってみましたが、ダメでした。文章で書くと簡単ですが、実際には、何度も「貼っては運転してみて音を確認する」作業の繰り返しでした。でも音は減りませんでした。それどころか少し大きくなった気がしないでもありません。6月30日の自動車日誌にも書いていますが、音の原因はなかなかわかりません。金網が外れかけていたので、それも固定してみたのですが・・・やっぱりダメでした。
次に疑うはリアトレイです。後シートを外してトレイを外し、空気清浄機のあたりをチェック、防振テープをかませました。今度こそ!と思うものの(今度こそと思うのは毎度ですが)やっぱりダメです。それどころか、音はだんだん大きくなっていくような??
で、思ったことは「こりゃトランクか?」でした。トランク内で妖しいのは、トランクのスプリングのバーです。とりあえず防振テープを巻いたりかませたりしてみました。が、やっぱりダメです。
で、よくよく見ると、シート背もたれ部分の裏側の内張が剥がされているではありませんか!こんなのが原因になるって可能性もあるよな〜と思い、モトモトどうなっていたかなんて憶えていないので、試行錯誤の結果なんとか装着しました。・・・でもやっぱり原因はそんなものではありませんでした。しょうがないので、やっぱり妖しいトランクのスプリングのバーです。ビニールホースで刳るんでしまいました。トランク内の作業をした日はいずれも真夏日で、炎天下の中、トランクにもぐっていました(苦笑)。しかし、やっぱり音は消えないんですよね。
硬い足まわりを入れたので、振動が大きくなったのが原因かな〜・・・とか思いつつもこれまでの数週間の努力が無駄になることを考えると、何とかしたいと思いました。
で、家族に頼んで、エンジンの回転をいろいろと試してもらいながら、振動がでやすいところであちこちをチェックしました。
・・・・・・百聞は一見にすぎず??ってちょぉっっっ〜と意味は違うけど、こんなコトが原因か〜〜い!!・・・というワケで、原因さえわかれば、後は簡単でした。
・・・え?原因ですか?・・・それはジャッキでした(^^;;・・・一番最初に見たのにな〜〜〜。
で、ごく小さなビビリ音は残っているものの、いろいろ妖しいところに手を入れたおかげか以前よりも快適になりました(笑)
●平成13年8月5日
まぁ、とりあえずのリフレッシュ作業はいろいろと終了したので、簡単な感想なんぞを書いてみようと思います。
まず足まわりの交換なんですが、町中を走っているだけでもずいぶんと変わったと思います。もう慣れてしまって、以前がどんなのだったかはハッキリ憶えていなかったりもしますが、ある国道のS字状のコースでは、以前と同じスピードで曲がっていると感覚的実際には−20km/hで運転している感じです。また、前にも書きましたがフワフワ感が無くなったのもイイ感じです。
ブレーキは以前にも書いた通りで、慣れてしまった今ではその違いは分からなくなってしまいましたが、交換直後は「おぉ!」って感じでした。
スピーカーは、以前が比べモノにならなかっただけにイイ感じです。以前の感想で、少し音が硬い気がすると書きました。今では、スピーカーが慣れてきたのか、私の耳が慣れてきたのか(爆)、違和感は無くなってきました。やっぱり高音が好きですし、中音のふくらみもいいです。交換してよかったです。しかし、所詮、音を出しているユニット(アンプ)や音を拾っているCDやテープデッキが古いままなのでそれなりの音なんですけどね〜(苦笑)
エンジンの洗浄は、体感的には効果アリでした。回した時に以前よりも気持ちよく感じます。しかし、回すと気持ちいいので、つい回してしまい燃費の改善はみられませんでした(運転の仕方に問題があるからなんですけどね・・・)。まぁ、これは自分のせいなのでしょうがないでしょう。しかし、ガソリンも燃費がのびるとのうたい文句のモノに変わったのもあり、回しているわりには燃費は悪くないかなと思っています(渋滞時に乗ることが減ったというのもありですが)。まぁ、燃費なんて、ちょっとした乗り方や道路環境でいくらでも変化してしまうので、あまり参考になりませんが。
エアコンのセンサー交換は、リフレッシュというより修理だったのですが、今年の猛暑を考えると大正解でした。センサーの調子が悪いと間違った温度情報がながれ、もう充分に冷えていると判断してコンプレッサーを作動させない状態がおこっているようでした。エアコンのコンプレッサーのスイッチがなかなかオンにならない症状の方はセンサーを疑ってみるのもいいかもしれません。コンプレッサー本体の修理(交換)は高いですが、とりあえずセンサーだけなら安価ですから、自己診断機能やディーラーなどでチェックだけでもしてみる価値はアリかと思います。
ビビリ音については・・・いやぁ、あれ以来すっきりとしました。変な振動音って結構疲労するものと思います。でも、新しいスピーカーのツィーターが時々ドアに当たっているみたいでビビリ音がするので、これは近々対応しようと思っています。