ADDRESS
V100

主なデータ

車名 ADDRESS V100 (91年式)
型式 CE11A型
発動機の型式 E111型
カラー アーバングレーメタリック
発動機の形式 強制空冷2サイクル単気筒横置リードバルブ
総排気量 99cc
最高出力 9.0PS
最大トルク 1.1kg-m
乾燥重量 79kg(たぶん)
改造箇所 社外サイドスタンド
市販品のリアボックス(普段は取り外しています)


写真を見てみたい方はこちらへ

燃料消費率(レギュラーガソリン)
約20.0km/L


●長所
 使い勝手がよいことでしょう。リヤキャリア標準装備なのも嬉しいです。給油口の位置がボディサイドの高い部分にあるので、給油時にガソリンスタンドの人に気をつかわなくてもすみます(ガソリンスタンドの人を屈ませるようなコトがないのが良いです)。また、自動車みたいにカパっと開く給油口の外蓋も面白いです。メットインは布貼りでメットに傷が入りにくそうですし、メットイン内にライトが点くのも夜間は助かります。
 また、他のバイクや自動車のセカンドマシンとして考えた場合、50ccなみの小さな車体も長所となるでしょう。駐車スペースをとらないのが助かります。マジェスティ125のような大きなサイズのスクーターも魅力的ですが、複数台所有ということを考えると、置き場所探しに苦労するコトも多いかと思います(特に都市部の方などは)。ましてや今回の自分のように5台目となると・・・マジェスティサイズの置き場所は確保できませんでした。さらにこの小ささは、都市部の渋滞路や、狭い駐輪場では大きな魅力となると考えられます。
 50ccのスクーター感覚で使用でき、原付1種の30km/hや2段階右折などの制限もなく、さらには2人乗車も可能という、非常に魅力的な乗り物だと思います。小型二輪を運転できる免許があるならオススメのスクーターです。排気音が意外と静かなのも良いです。夜のちょっとしたお出かけなどで、ご近所にあまり気をつかわなくても良いのが助かります。
 排ガス規制の時に型式は変わったようですが、一応2005年まで14年間も生産されていたスクーターです。
←自動車みたいな給油口


●短所
 よくも悪くも古いデザインでしょうか(個人的には好きなデザインですが)。小さい車体は小回りの裏返しで不安定ということもできます。購入時に迷ったリード90と比べるとメットインのサイズは小さめです。また、小さいながらも2人乗車は可能ですが、夏場に野郎2人での密着乗車は避けたいところです(^^;; ライトが暗めなのも気になりますが、これはまぁしょうがないかなと思っています。
 また、似たような排気量のKSR-2と比べた時、私の腕では運転自体の面白味に欠けてしまいます。でもこれは利便性とのトレードオフだと思っています(逆に言えば非常によい道具ですし!)。


●余談
 19台目の二輪にして初めてのメットインです。また、独立したステップをもたない(=ステップボード)スクーターも初めてです。オートマ車ではモレやモトコンポがありますが、どちらも足をそろえて乗るステップボードタイプでなく、左右独立したステップのものでした。ステップボードタイプはちょっと苦手だったりします。でも普段の気軽な足としての使用を考えるとメットインの魅力は非常に大きかったです。また今回のは初期型の古いタイプで、しかも転けた傷なども外装に残っており、コミコミで10万円という値段でした。しかしながら、駆動系やバッテリー、タイヤといった消耗品は新品に交換してもらってあるので、気軽に使える道具としては最高かも!
 スズキはMOLLET(モレ)以来で4台目です。ところで、アドレスという名前の由来はスズキのサイトによると、「add(加える)」+「dress(ドレス)」の造語で、メットインにウェアを入れて自分を演出できることらしいです。
 また、アドレスというと、50ccにいろいろなバリエーションがあり、当時、面白いなと思った記憶があります。

イメージ図 (1992年の資料による)
ADDRESS(49cc/6.5ps)   −(スポーティー化)→     ADDRESS TUNE(49cc/7.0ps)
↓(ハイグレード化) ↓(ハイグレード化)
ADDRESS V(49cc/6.8ps)   −(スポーティー化)→     ADDRESS V TUNE(49cc/7.0ps)
↓ (排気量変更) 
ADDRESS V100(99cc/9.0ps) まちがっていたらすみません・・・




●追記(平成18年8月27日)
 8月20日に、フロントカウルとサイドカウルの塗装をしました。今までのオーナーが左右に転けているらしく、左右ともキズキズ状態でした。
 とりあえず、転倒の傷をパテで埋めて純正色で塗装です。作業途中から天気の具合が気になりはじめ、まぁ、半日のやっつけ作業となってしまいました。ステッカーの糊の剥がし方が足りなかったり、ペーパーがけが足りなかったり(塗装したらヤスリの小キズが残ってしまいました
)、夕方になって強引に厚塗りしたトコロの塗装が変になったりと、散々な結果で終わりましたが、とりあえずキズが目立たなくなったので、ヨシとしています。まぁ、塗装は環境と時間が重要ですからね〜・・・と自分に言い訳をしてみたりして・・・
 26日には、前回の大きな失敗部分である右リヤのカウルのごまかし作業を行いました。600番と1000番の耐水ペーパーで適当にごまかして再塗装です。今度はカウルを外さずにマスキングで行いました。その後に購入しておいた純正ステッカーを貼っておきました。ただ、フロントはステッカーでなく、年式違いのものに装着されている立体エンブレムにしてみました。ちょっと高級感が出たような気がしています(笑)。また、給油口周辺がうまくごまかせなかったのでチームスズキのステッカーを貼ってごまかしました(苦笑)。しかし、今回も大失敗です。作業中にお客様からの電話があり、急遽休日出勤するコトに・・・って、マジですか!? その結果、塗装も納得いかない状態のままで、しかも生乾き状態でステッカーを強引に貼っています(滝汗)。ステッカーも急いで貼ったので、綺麗に貼れずにやっぱりごまかしてあります(元々、ステッカー貼りは苦手ですが)。まぁ、パっと見、ごまかせたらかヨシとします・・・と、自分を強引に納得させてみたりして・・・。また、シート下のメットイン部分の外装の錆びも目立っていたので、錆落としもせずに強引&簡単にスプレーしてごまかしておきました。
 さて、20日の作業では、カウルを外すのに手間取ってしまいました。意外なトコロにネジがあったり、外す順序があったりと、試行錯誤の連続でした。そして時間の関係で写真撮影による記録もできませんでしたので、次回作業時は、また試行錯誤となるかもしれません。サイドカウルが結構ぉ〜面倒しい(ややこしい)です(←慣れれば、それなりなのでしょうが)。
 買った時には、ホントの足として、お金をかけないようにしようと思っていたのですが、塗料やヤスリ、ステッカーなど結構なお金がかかってしまいました・・・orz。でも、手を入れたら入れた分だけ愛着もわきます。ステッカーなど、このままいろいろと遊んでみようかな〜とか思ってもいます(^_^;;
 また、初めての独立したステップをもたない(=ステップボード)スクーターなのですが、停車状態からの発進後、一瞬、足を真横(普通のバイクのステップがある位置)にもっていきかけ、足が空をきり、急いで前(ステップボード)に載せ直すことがしばしばあったりします(爆)
←ちょっと見難いですが、フロントのエンブレム♪



●追記(平成18年11月4日)
 さらなる積載性をめざして!
 というワケで、市販品のリヤボックスを取り付けてみました。
 ベースをリアキャリアに取り付け、そのベースにボックスを取り付けるタイプのものでした。
 まぁ、特価品の安物なのですが、「ベース+ボックス」タイプなので、ボックスの着脱が容易あることがポイント高かったです。もちろん施錠も可能です。アドレスの車体に対して非常に大きく、ちょっと不格好なのがタマにキズなのですが、言い換えれば収納力は高いです。
 メットインのスペースと相まって、非常に積載能力がアップしました。フロントのトランクは、足元が狭くなりそうだったので、このリアボックスはとても重宝しそうです。今までは、メットインに物を入れるとメットが入らず、複数箇所での買い物の場合などはちょっと不便でしたが、これで問題解決です。

リヤボックス取付のページ



●追記(平成18年12月31日)
 以前に、ハンドルロック中にハンドルを強引に動かされたらしく、メインキーの動きが悪くなってしまっていました。修理の為の部品は発注してあったのですが、なかなか修理に行けずにいました。
 でもって、ようやく12月になって修理に行ってきました。節約のため、メインキーのみの交換です。メインキーのハンドルロックは車体から外すともう動かなくなるくらいにヤラれていたらしいです。
キーがメインキーとシートロックキーと2本になったのは不便ですが、キー自体の動きはとても軽くなったので、やっぱり交換して良かったです。
 交換費用は、部品+交換工賃+合鍵1本で8,000円弱でした・・・orz


●追記(平成19年4月8日)
 アドV最強伝説!?
 リアボックス付きのアドレスV100、街乗りでは最強の1台かも。そんなコトを感じた今日この頃。そのワケを書いてみました。
1.リアボックスに鞄や洋服を入れて行動し、目的地ではメットもメットインに収納し、気軽に行動することができる。
2.原付50ccのスクーターと異なり、30km/h規制がなく、二段階右折も関係なし。
3.大きなスクーターと異なり、押し歩きや取り回しが楽で、狭い駐輪場でも楽にとめることができる。
4.駐輪場で125ccまでの制限付きがそれなりにある。(この面では50ccまでのトコロが多いのが残念である)
5.セル&キック併用なので、バッテリー上がりを気にせず、何時でも気軽に乗ることができる。
6.スクーターなので、ギヤチェンジで靴を傷めることもなく、洋服の選択の幅が広い。(安全の為には二輪用の衣服が望ましいが)
7.一応2人乗りが可能。
8.原付2種は維持費が安い!(こちらのページ参照
9.新車価格が安かった。(ウチのは中古で更に安く買った)
10.鈴菌感染中w
 以前に、バイク屋さんなど複数のところで、「セカンドバイクとしての原付2種のスクーターはヤバイ、いつのまにかそっちがメインバイクになるから・・・」と言われたのを思い出し、かつ実感しています。
 ウチのアドVは古いので、燃費が悪いのと燃料タンクが少量なのがタマにキズですが、見た目がボロい分、盗難にあう可能性が低いかと思われ、かつ駐輪場で隣の自転車が倒れてきたりしてキズが入っても我慢できるのが良いトコロです(^^;;
 まぁ、他にも街乗り最強のバイクはあると思いますが、まぁ個人的な意見として。またアドレスV125は新たなる伝説の始まりか!?


●追記(平成19年6月24日)
 アドレスV100の給油口は車体右側についています。なので、給油時は給油機が右側にくるようにしなくてはなりません(当たり前ですが)。そして、これもすごく当たり前のことですが、ガソリンスタンドの方は、アドレスV100という個別の認識でなくあくまで原付スクーターという認識です。というワケで、ガラガラの状態のガソリンスタンドでも、給油機の左側に行こうとしても、右側に案内されたりすることがあります。しょうがないので、給油機の前でターンするのですが、スタンドの方が一瞬 (?_?) な表情(「何やってんだろ?」っていう表情)となっているような気がします。そんな時、なんとなくちょっと複雑な気持ちですw


●追記(平成19年10月27日)
 代車でスペイシー125に乗ることがありましたので、ちょっと比較をしてみました。まぁ、ウチのアドレスはとても古く程度もそれなりなので、新しいスペイシーと比べること自体が可哀想なのですが・・・。動力性能はスペイシーの方が一回り上です。また車体サイズも一回り大きく、足元のスペースも若干ゆったりしています4stエンジンは静かで振動も少ないです。・・・と、バイクとしての性能はスペイシーの方が完勝です。もちろんアドレスは設計も生産も古いので当たり前のコトです。しかし、アドレスの一番の魅力はその車体の小ささです。50ccクラス並の車体はチョコマカと動かせることができます。特に狭い駐輪場でその恩恵を非常に感じます。スーパーやデパートなどの自転車と兼用の駐輪場では非常にありがたいです。また、自宅での駐輪にも狭い場所に置くことができ、乗り物を複数台所有している身にはとても助かります。


●追記(平成20年3月22日)
 便利な下駄バイクとして活躍してきたアドレスですが、古くて程度もそれなりのものを購入し、使用を続けてきたため、多少の修理代が掛かるようになりました。また、最近になって始動性が悪くなってきたのも、気軽に乗りたい下駄バイクとしては困りものでした。そして、まぁ、その他いろいろと個人的な事情もあり、思い切って買い換えることとなりました。
 それにしても本当に便利なバイクでした。



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