スーパーカブ 〜積載性向上を目指して!〜
スーパーカブ、仕事用バイクの代名詞的存在。お蕎麦屋さんも新聞屋さんも郵便屋さんも、たくさんの荷物を積んで走っています。
しかし日常的な荷物に関しては、意外なコトに、スクーターと比べると荷物が積めなかったりします。
足用というか近所の買い物用に購入したアドレスV100(リアボックス付き)からの代替機であるスーパーカブ90、アドレス以上とは言いませんが、それに近いくらいの積載性を求めてみることにしました。アドレスがタンデム可でしたので、カブもタンデム可の状態にてチャレンジです。
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1〜3.純正のフロント大型バスケット+カバー(外側カバーは撮影のため外しています)
結構大きな篭です。おそらく新聞配達用のオプションかと。サイズは「間口部:480(幅)×255(奥行き)mm
/ 底部:418(幅)×194(奥行き)mm / 深さ: 235mm」です。
アライのジェットヘルメットSZ-Fは幅が足りなくて入りませんでしたが、ヤマハのセミジェットSF-5LeaWindsはギリギリで収まります。鍵はかかりませんが、気楽に物を出し入れすることができます。更にオプションのカバーを取り付ければ、防水仕様でないものの、多少の雨ならなんとかなりそうですし、篭の中も見えないので一石二鳥です。ただ、ヘルメットは施錠できる場所への収納が望ましいと思います。また、カバーを付けた場合は、ヘッドライトにかかる高さになってしまいますので、サブランプキットを取り付けた方がよいと思われます。
4.ベトナムキャリア
社外品のベトナムキャリアです。こちらはあまり実用性はなさそうですが、まぁ、ちょっとした物の固定はできそうです。また、中央がバネになっていますので、グローブや薄い地図などを挟んだりできそうです。
最初から装備されていたコンビニフックとも併用できます。
5.GIVIのリアボックス
大きさはいろいろと付けることができるのがGIVIのボックスですが、このボックスは39LのE20Nというものです。ヘルメット(フルフェイスも可)+少しの荷物を積むことができます。もちろん施錠できます。写真はアライのジェットヘルメットSZ-Fです。
このボックスを選んだ理由は、カブには四角いボックスが似合うと思ったので、GIVIの中では角形っぽいコレにしたのでした。そしてこのボックスの上面は比較的平らな状態なので、イザという時には、ゴムネットを利用してボックス上にも積載可能なのかもしれません。
上記の様な仕様にて、なんとかメットイン+リアボックスのアドレスに近い積載能力を確保できたと思います。厳密に考えると、メットインよりも前篭の方が小さいので、積載能力はアドレスに及びません。
しかしカブのタンデムシートは簡単に取り外すことができ、取り外すとリアキャリアが出てくるので、イザという時にはアドレスには不向きな大物を運ぶことができます。これはカブの大きな魅力の一つかと思います。
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GIVIのボックスは社外のリアキャリア(ベトナム製?)に取り付けてあります。このリアキャリアの取り付けにあたっては、純正のリアキャリアの後端が干渉してしまい、ボルトオンとはいきませんでした。純正キャリアの後端をグラインダーで切断することによって取り付けました。切断面には安全のため、パイプ椅子の脚にはめるゴムキャップ(滑り止め)をホームセンターで購入して取り付けてあります。