Super Cub
90 DX

主なデータ

車名 Super Cub 90 DX (08年式)
型式 BC-HA02型
発動機の型式 HA02型
カラー ユニオンシティブルーメタリック
発動機の形式 空冷4サイクル単気筒横置SOHC(2バルブ)
総排気量 85cc
最高出力 7.0PS
最大トルク 0.79kg-m
乾燥重量 82kg
改造箇所 純正:タンデムシート
純正:大型フロントバスケット
純正:フロントバスケットカバー
純正:サブランプキット
社外:センターキャリア(ベトナムキャリア)
社外:リアキャリア
GIVI:リアボックス(普段は取り外しています)


写真を見てみたい方はこちらへ

燃料消費率(レギュラーガソリン)
約42km/L


●長所
 一番の長所は、とてもお気軽に乗ることができることです。軽くて小回りのきく車体で、狭い駐輪場でもなんとかなります。また、シーソー式のギヤのチェンジペダルは、靴を選びません。
 また、あまり望ましいことではありませんが、イザという時に片手運転が容易な操作系となっています。遠心クラッチなのでクラッチレバーがありません。リヤブレーキは右のブレーキペダルです。そしてカブの特徴としてウィンカースイッチは右に付いています。よって運転中は左手がフリーとなるのです。
 購入した2008年はカブ誕生50年の年ですが、デビュー以来、大きくは変わらないそのデザインも良いです。ちょっとレトロでノスタルジックな雰囲気もあり、日本の風景に非常に良く溶け込むことができると思います。個人的にはスタンダードやデラックスの丸ライトが好みです。このカブは違いますが、昔のレッグガードのところにポジションランプのついた「行灯カブ」と呼ばれるデザインがとても好きです。
 さらには、とても台数の多いバイクですので、いろいろなパーツが市場に出回っていることも大きなメリットです。好みの仕様を作ることができます。
 また、このカブは85ccなので、30km/h規制や二段階右折がないことも長所の一つです。
 一般的に言われている「カブの燃費の良さや頑丈さ、味わい深さ」についてはこれから体感できればと思っています。

●短所
 最初に戸惑ったは、カブの操作系です。カブ独特である右手ウィンカーを初め、商用車おなじみのロータリー式シフト、遠心クラッチです。慣れれば大丈夫なのですが、ウィンカーは他のバイクにも乗っていると結構間違えてしまいます。このカブにはサブランプを取り付けていて、その切り替えスイッチが通常のウィンカーの位置にあるため、ウッカリするとライトを切り替えてしまいます。
 また少し意外だったのが日常の使用における積載性の低さです。メットインスクーターに比べることが間違いだとは分かっていますが、それでも日常の足と考えた時には比較してしまいます。ホントの大物はスクーターよりもカブの方が有利だと思います。しっかりと作られたリヤキャリアに載せれば良いからです。しかし日常に使用する鞄などはメットインが無いだけに不便です。もちろんヘルメットも収納できません(メットホルダーはありますが、ちょっと使いづらいです。)。対応策として、自分は鍵付きのリヤボックスと大型の前篭で対応しました。また、脱いだグローブを挟むのにベトナムキャリアを取り付けてみました。(カブの積載性向上のページへ



●購入動機
 アドレスV100の不調に伴い、原付2種の買換を検討しました。ちょうど環境規制で2007年に原付1種が、2008年に原付2種が環境規制の影響を受け、モデルチェンジするとのことです。最初はスペーシーやアドレス(V125)、グランドアクシスなどのスクーターを考えていましたが、カブも気になっていました。というのは、「バイクはカブに始まりカブに終わる」とか「カブは味わい深い」とかを聞いたことがあったからです。で、そのカブ(の90ccの方)がフルモデルチェンジするのが今年だと・・・。また、中古もそんなに安くはないぞ、と。ならば、今までの評価の高いカブに一度乗ってみたくなり、購入してみることにしました。もちろん、フルモデルチェンジ後のインジェクション化されたカブはもっと素晴らしいのかもしれませんが、それでも現時点で一度、今までのカブに乗ってみようと思ったのでした。



●追記(平成22年3月22日)
 更新が遅れてしまいましたが、更新できなかったこの数ヶ月の間に、諸事情あって手放しました。徐々に保有台数が減っていくのは寂しいものです。理由はいくつかあります。
1. 一番大きな理由は、せっかく購入したのですが、あまり乗ることが出来なかったことです。
2. 家族用にとスーパーモレを購入したのですが、日常の足としてはカブとモレの使用目的が被ってしまうためです。モレも当初は家族用にと、家族で考えた末に購入したのですが、現在、自分しか使用していない状況で、カブとモレ、どちらかを残すとなった際、将来的に家族も使用できるモレを残すこととしました。モレは普通免許でも乗ることのできる50ccであることや車重が軽いコトを考慮しました。
3. スーパーカブ110が発売されたことです。将来的に、再び原付2種のカブに乗りたくなった時に110を購入できる可能性ができました。90を購入した時は、生産終了間近で、時期モデルは未定の状態でした。2種原付モデルは発売されないとの噂もあったりしました。
 まぁ、上記のような理由で今回は手放すことにしました。「バイクはカブに始まりカブに終わる」とも言われます。将来的にまたカブに戻ることがあるかもしれません。


●追記(令和元年12月31日)
 そして令和元年にカブに戻ってきました


過去のバイクに戻る

愛車紹介に戻る

道路案内標識に戻る