CARRY
(DA63T)

主なデータ

車名 CARRY KUエアコン・パワステ(地区限定車)
型式 DA63T
発動機の型式 K6A
カラー スペリアホワイト
発動機の形式 水冷4サイクル直列3筒縦置(DOHC4バルブ)
総排気量 658t
最高出力 48PS
最大トルク 6.3kg-m
車両重量 760kg
改造箇所 純正:ツールロッカー
メーカー不明:社外スピーカー
カロッツェリア DEH-5600
ETC


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燃料消費率(レギュラーガソリン)
約11〜16km/L

−実は初めての副変速機つきです−
この車はパートタイム式の4WDですが、前に乗っていた軽自動車(クリッパー・リオ)もパートタイム式の4WDでした。クリッパー・リオは乗用車でしたが貨物車(軽バン)がベースとなっている車でした。今度は正真正銘の貨物車です。

●長所
 軽トラック全体に言えることですが、とても小回りが効くことです。とにかく楽です。普通の乗用車とバイクの中間ぐらいの気軽さで出かけることができます。細い路地を曲がる時も、狭い駐車場でも、そんなに気にせず運転できます。更には、ある程度の大きな荷物も気兼ねなく積むことができ、荷物の臭いなども気になりません。
 キャリイ(DA63T型)は、通常、セミキャブ型と言われている運転席なのですが、身体が斜めになるようなオフセット感を感じることはなく、足下は狭いものの違和感を覚える程ではありません。フルキャブ型と言われるフロントタイヤが椅子の下にあるタイプと異なり、フロントタイヤが自分の身体よりも前にあるため、乗用車からの乗り換えでもハンドリングに違和感が殆どないことは大きなメリットだと思います。軽トラとしては長いホイールベースのためか、高速道路での安定感もフルキャブ型に比べて(ダイハツの先代ハイゼット(S201型)と比較)高く感じます。
 キャリイ(DA63T型)についてですが、燃料タンクが40Lと軽トラとしては大きめなこともありがたいです。燃費を考慮すると約400km走ることができます。給油の回数を減らすことができるのは、日常の足として使う車にとって大きなポイントだと思います。ボンネットが開閉でき、そこからウォッシャー液を補充できることも便利です(座席を跳ね上げなくて良いのが助かります)。また、キャリイは荷台を交換することができるらしく、安心感が大きいです。
 軽トラックはスズキのキャリイとダイハツのハイゼットの販売台数が多いため、いろいろと市販パーツが多いことも魅力の一つです(散財しそうなことはデメリットかも/笑)。この車は廉価グレードということもあり、装備品が貧弱ですが、自分に必要なものだけを追加していく楽しみがあり、またそれは経済的なことだと思います。
 そしてどうでもいいことですが……エアコン・パワステという具体的な装備がそのままシンプルにグレード名となっているところが個人的なツボに入っています。


●短所
 軽トラック全体に言えることですが、この小回りに慣れてしまうと他の車の運転が面倒に感じます……これはヤバイでしょう(笑)。そして衝突安全性についても、普通車と比較するとクラッシャブルゾーンが殆ど無い軽トラックを怖く感じます。車重の軽い軽トラックは、事故の時はどうしても不利になってしまいます。また、三方開き荷台は青天井で便利な反面、幌などを使用しないと雨に濡れてしまいます(急な雨が怖いです)。やはり軽トラック全体に言えることですが、ボディカバーも車全体を覆うようなものが無いようです。
 キャリイ(DA63T型)についてですが、高速道路を積極的に走る車では無いと分かっていつつも、80km/hを超えると頼りなさを感じます。100km/hでの走行も可能ですが、エンジン的にもボディ的にも80km/hぐらいで走りたいと感じます。ボディについては、レンタカーで運転したスズキのワンボックスのエブリイにも同じようなことを感じたことがあり、以前に保有していたクリッパー・リオ(三菱タウンボックスのOEM)に比べて弱く感じてしまいました。またキャリイの中でも廉価グレードということもあり、他の軽トラと比較して小物入れが少ないと感じます。ダイハツの先代ハイゼット(S201型 )のセンターの大きな小物入れ(小さなポーチやカバンが入りそう)が羨ましく思えます。運転席と助手席の間のドリンクホルダーも位置が低く、500mmペットボトル以外は使い勝手が悪いです。やはり廉価グレードなので仕方の無いことですが、集中ドアロックでなく、運転席と助手席それぞれ個別に操作が必要なことです。



●追記(令和6年12月31日)
 ドライブレコーダーを装着しました。軽トラは万が一の事故の際、こちら側のダメージが大きくなる可能性が高い(普通自動車を相手と考えた場合です)ので、何かしらの証拠を残せた方が良いかも……と思いました。また、日々の運転でも、軽トラは軽く見られると時々に感じますので、自己防衛のためにも必要かもしれません。
 さて昨年に試してみたオイル添加剤のインパルスーパーADD1202ですが、効果は体感できたものの、軽トラに対するコスト……という視点で考えると、今回は少し躊躇してしまいました。特に最近は、長距離や高速道路を走らせることは少なくなり、短時間の乗車が多くなったためです。また高速道路を多用する状態になったら使用したいと思っています。
 整備の面では、バッテリーを交換しました。

●追記(令和5年12月31日)
 今シーズンはスタッドレスタイヤを新調しました。新しいタイヤはやっぱり気持ち良いものです。
 キャリイにエンジンオイルの添加剤を入れてみました。インパルのスーパーADD1202です。説明チラシを読むと、カーボンナノチューブとナノファインセラミックで金属部分に被膜を作るそうです。具体的にはシリンダーやピストンリングに被膜を作り、フリクションを低減させてることにより、燃費向上やメカニカルノイズ低減などを行うようです。また、エンジンオイルが作用する部分に全般的に皮膜を作るので、エンジンオイルを利用して稼働するような部分にも好影響があるようです。セレナに入れてみて好感触だったので、キャリイにも使用してみました。で、個人的ながらも感想ですが、添加剤を入れたという精神的効果(プラシーボ効果)を含めて、エンジン音が静かになったような気がします。特に高速道路では、体感速度(騒音の具合)が10km/hほど変わったように思います。正直なところ、慣れてしまえば分からなくなる程度ですが、それでもセレナよりもその効果をより感じることができました、たぶん。
 さて、春に荷台のカバーを橙色に変更したのですが、被視認性も良く、なかなかに良い色合いです。工事車両みたい……という気がしないでもありませんが、青色と並んでお気に入りの一色です。しかし、意外な問題点がありました。それは、虫が寄ってくることです。黄色いボディの車は虫が寄ってくると聞いたことはありましたが、それは単なる噂話でなく事実でした。洗車時に実感しました。……というわけで、どこかのタイミングでまた色を変えてみるかもしれません。

まだ綺麗な時のカバー
 ……現在は汚れて見栄えも悪い状態です


●追記(令和3年12月31日)
 キャリイにも冬はスタッドレスタイヤを履かせることにしたので、夏用タイヤにはアルミとしました。今回は一緒に夏タイヤも新品です。ホイールはエアベルグローレンで、タイヤはダンロップのエナセーブにしました。


●追記(令和3年4月5日)
 今年のお正月はキャリイにしめ縄を飾りました(一応、外装パーツの取り付けと言えなくもない/笑)。バイクや車に乗り始めて約30年ですが、お正月のお飾りは初めてです(バイクへの取り付けは難しいかもしれませんが……)。昔はお飾りをした車をよく見かけたように思いますが、最近はめっきりと減りました。
 個人的にも、現在所有しているスカイライン(R32)やポルシェ(964)もデザイン的に取り付けが難しいです。またC27のセレナはエンブレムにあるフロントカメラへかかりそうです。でもキャリイならデザイン的・雰囲気的にも似合いそうで、フロントにカメラなども無く……、ということで、取り付けてみたのでした。

日本のお正月!


●追記(令和2年12月31日)とその後に加筆
 車内の汎用電源としてシガーソケットを、室外に施錠できる小物入れとして純正品のツールロッカーを取り付けました。シガーソケットは上位グレードに設定があるので、同じ位置に取り付けました。
 シガーソケットは、電源ソケットでなくライターも使えます。
 ツールロッカーの取り付けにあたっては、荷台に穴開けが必要なことが想定外でした。内部は完全防水では無いと思われます。三角停止板や窓の油膜取りなどを入れています。

ツールロッカー (内寸で横幅:約37cm×高さ:約17cm×奥行:約16cm 荷台の穴開け部分 シガーソケット(右上)

 ところで、今時の車(特に新車で購入する時)は、購入時にオプションを選んでしまえばほぼ完成で、車を趣味とする人を除けば、カスタムやチューニングなど後に手を入れる必要性を感じることは殆ど無いと思います。でも、軽トラはとてもシンプルで、荷台も運転席も使用者が使用目的に合わせて手を入れていく車なんだなと実感しています(トラック全般を含めて商用車はそのようなものなのかもしれません)。そんなことを感じつつ……勢い余って、こんなページを作成してみました。
 勢い余ると言えば……小さいバイクを2台積んでみました。今回はC125Tベンリィとスーパーカブ110です。小さいバイク1台はセレナにも積載できますが、2台の積載が可能なキャリイは、軽自動車とは言え流石にトラックだなと思いました。でも雨には弱いので、セレナとキャリイを使い分けることになりそうです。そして、セレナとキャリイと言えば、両方ともにスタッドレスタイヤを履かせることにしました。

   __
    i<´   }\   , - 、
   ヽ.._\./  .ンく r-兮、 __
    ∠`ヽ.! /   ヾニEヲぐ ,ゝ->  
さすがキャリイだ、
   /_`シ'K-───‐-、l∠ イ     
何ともないぜ
   l´__,/l\、_ ̄0¨0)゙@Yヘ, -┤    
.    l'___|⌒ヾ''ー==、ーr='イ i二|    
   / .」   i   /./7r‐く  lー!
.   f.  ヽ‐i人.∠'<   _i. l,.-ゝ.
    トiヘヘ「ト〈      `X  トレi7__|
   〉ト:トハj`! i.    /  トー┤lルj,リ
  /‐+----+‐l    iー--i---ヾ'〃
.  l_i____i__|   |___i,__i_|
←AAがずれたら、すみません。
 (ネット上にあったものをコピペしました……ありがとうございます)
スタッドレスタイヤ
 〜四駆なので雪道でも使用することになりそうです!
 → そして、二週間後 →→→→→→  ……ねじを拾いました
   交換直後で山は高く、幸いにもパンクには至りませんでした!


●追記(令和2年7月26日)
 購入動機はいろいろありますが、一番は代車で借りた軽トラでその便利良さを体験してしまったことでしょう。いつも使っている車はセレナなのですが、人も荷物もそこそこに載せることができて(たとえその殆どが一人乗車だったとしても……)、オールマイティに使えるとても良い車です。しかし、最小回転半径5.7mはやはり大きく、贅沢にも小回りの効く小さい自動車の便利良さを痛感してしまったのでした。もちろんセレナを維持したままの増車を検討したので、普通の軽自動車でなく、スカイラインやポルシェ、そしてセレナにない特徴のある車をと考えました。やっぱり個人的にはマニュアルの後輪駆動車が好みで、セレナに載せられないような荷物も積めるような車……という訳で、軽の商用車となったのでした。雨の日は気軽に荷物を載せられないとか、荷台の荷物のセキュリティが心配とかありますが、そんな時はセレナがあるので、天井の無い荷台で、人と荷物の空間が完全に分離しているトラックとしました。そして軽トラなら狭いところも入っていける、狭いところは未舗装路も多い、という理屈でパートタイム式の四駆としました。普段は後輪駆動で、緊急時は四駆、そしてそれも副変速機でLOに切り替えもできる車と求める水準が上がっていき、この車になりました。それなりに高速道路も走ると思ったので、フルキャブの短いホイールベースでなく、セミキャブの長いホイールベースを探しました(少し最小回転半径は大きくなりますが、3.8mと絶対的に小回りが効くのでそれで充分と判断しました)。
 純正のスピーカーと一体のラジオを外して、カロッツェリアのCDと海外製の安い(実売価格5,000円ぐらい)スピーカーを取り付けました。スピーカーはドアでなくダッシュボードの上です。スピーカーは10cmほどのボックススピーカー(2WAY)で、ボックスの高さも低いため(フロントに置いても邪魔にならない)、音は全く期待していませんでした。もちろん「良い音」が出るわけではありませんが、結果として軽トラックで聴く分には充分すぎる性能でした。基本的にはほぼ中音域のみですが、歌謡曲(ボーカル)を聴くには充分で、2WAYのためか高音域も期待以上でした(殆ど期待していなかったので)。逆に広い音域で音量の増減も大きいクラシックを聴くには向いていません。また、高速道路では軽トラックの騒音に負けて殆ど聞こえません(スピーカーの責任ではありませんけど……)。
 荷台の幌はいろいろと試したいと思っています。とりあえず、今はこれがお気に入りです。しっかりした幌は雨を通さないので、雨の日の買い物も気にならなくなりました(セキュリティは無いので、やっぱり貴重品は無理ですが)。ただ、運転席と荷台の間に隙間ができてしまい、そこから雨が入って少し溜まってしまいます(完全に雨を防ぐことはできないのが残念です)。

青い空・白い雲……
 …そして、青い幌・白い軽
なんとな〜く、セーラーマーキュリーを思い出しました
やはり幌があると安心です。
(幌が汚れる前に記念撮影)






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