マイナー車万歳



 マイナー車をもっと見直そう!というページです(^_^;;

 現在、過去といろいろな種類のバイクが発売されてきました。その中には、メジャーとなって一世を風靡した機種もあります。レプリカ時代のNSRやアメリカンブームのスティード、大型車ではZZ-Rなんかもたくさん見かけます。少し昔の話しとなりますが、VT250系の販売台数はすごいものがあったそうですね!!また、販売台数こそ少なくても、伝説的に有名なバイクもありますよね、VFR750Rとかガンマ500とか・・・
 しかし、光には影が、陽には陰があるように・・・この世にメジャーにならなかったバイクがまた存在するコトも事実です。ある歌の歌詞ではありませんが「♪語り継ぐ人もなく・・・」状態です。そしてここは後者についてのページだったりするのです(^_^;;;;;
 また、私が乗ったマイナー車では、あくまでの私の主観でマイナーと思ったものを取り上げました、異論・反論等ある方もおられることと思いますが、あくまで私の私見ということでご容赦くださいますようお願い申し上げます。


1.私の乗ったマイナー車
(下線のある車名をクリックすると、愛車紹介にあるそれぞれのバイクのページへ繋がります)
・・・実は私、結構マイナー車好きなのかもしれません、自覚症状はありませんが(爆)

・1400GTR
 2010年現在、ZZR1400と双璧をなすカワサキのフラッグシップモデルの1台。自分のものはモデルチェンジ前となってしまったモデルですが、大きな変更は少ないです。さて、ZZR1400は非常にメジャーなバイクだと思いますが、1400GTRはツアラーモデルだけあって非常にマイナーだと思われます、少なくとも日本では。思えば1000cc時代のGTRもマイナーでした。どうしても日本だとツアラーモデルの一般受けは難しいのでしょうか。GTとしてみたら非常によいバイクだと思います。また、可変バルブタイミング機構、タイヤの空気圧管理システム(警告機能)や、新開発のシャフトドライブ機構(テトラレバー)、キーレスシステムなど、先進的な機構を詰め込んだバイクでもあります。まだ生産中のバイクではありますが・・・マイナー一直線な気がしています。

・CBR1000F
 国内ではあまり見かけないバイクです。国内販売された時期もありましたが、やっぱり町中で見かけることは少ないです。後に登場したZZR1100の影にすっかりと潜んでしまいました。また、モデルチェンジ後はツアラー的性格を強めていったと雑誌には書かれていたように思います。また、最高速度もZZR1100に比べて20km/hほど低いと言われています。
 乗ってみた感想は、走り出せば非常に楽なバイクです。また高速走行も全然問題なく楽ちんです。
 ZZR1100に比べて遅いと言いましても、逆輸入車ですと270km/h出るらしいです(雑誌記事によると)。また、最初の型が登場した時は最速のバイクと言われていました。

・CBX750F
 前の型であるCB750Fやその輸出版であるCB900Fは絶大な人気を有していますが、その反面、このバイクはマイナー車となってしまいました。当時の750は水冷化が進む中、コンパクトな空冷エンジンを搭載して登場しました。当時のホンダは水冷のV型エンジン搭載車もあり、スポーツ的なイメージはV型車の方が強かったようです。
 でも、750初の6速ミッション、バックトルクリミッターなどを装備したスポーツモデルだったんですよ〜。当時の雑誌記事ではロードレースイメージのVFに対して耐久イメージのCBXとなっていたように思います。
 乗ってみた感想は、今のバイクと比較するとブレーキがやや心細いカンジがしました。また空冷の宿命なのでしょうが、夏場の渋滞は辛かったです。私の場合は、あまりこのバイクに乗れなかったので深い感想はありませんが、だからと言って特に困ることもありませんでした。
 しかしあの角目2灯は目立つデザインだと思います。

・VFR750F
 白バイとして使用されている為か、国内ではあまり人気がないようです。また、限定解除時代には試験車両として使用されていたところも多く、当時の大型ライダーには試験の悪い思い出があるのかもしれません。またデザインもおとなしい(私はそれが好きなのですが)です。そのようなことが理由なのでしょうが、高性能のわりにマイナー車となってしました。白バイに使用されるくらいですからその性能は折り紙つきですし、ヨーロッパでは非常に人気があると聞きます。しかし国内では・・・(^^;;
 乗ってみた感想は、非常によくできたツアラーであり、高性能なロードスポーツだと思います(とは言いましても私の腕ではそんな大したスポーツ走行なんて出来ませんが・・・)。高速道路でもまったく不安はありません。また、まっすぐなトルクはスピード感は乏しいかもしれませんが、意外とスピードが出ていたりすることもありました。
 21世紀になった最近、少しマニアックな人気が出始めたという噂もあったりします。

・Gemma
 斜め上を行くのかスズキのデザイン。個人的には大好きなデザインですが・・・おそらくそのデザイン故マイナー路線まっしぐらかと思われます。スクーターなのに積載量よりもデザインを優先させたそのコンセプト。決して嫌いじゃないよ〜。むしろ好き!
 2010年現在、生産中ですが、この先爆発的なヒットとなる可能性は少ないような気がします。しかし、しかし、スズキのデザイン優先バイクだけにSW-1のように、生産終了後にマニアックな人気車となる可能性もあるようなないような・・・

・VTR(250)
 新車で買っちゃったマイナーバイク(^^;;。といか、平成15年購入なのですが、すでにこの頃になるとスクーターをのぞく250ccクラス自体がマイナー化しているような感を受ける各メーカーのラインナップ状況ではあったりします。で、ホンダの中ではメジャー系のホーネットの裏に隠れているかなと思います。でも、求めるものが違うというか、VTRはVTRでイイバイクだと思うんですけど。軽くて燃費よくてタフで。特に街中での扱いやすさなんかはピカ一だと思います。

・ゼルビス
 やっぱりこのバイクもマイナーな気がします(^^;;。やはり馬力を下げたの原因でしょうか。それとも並列4気筒エンジン車のようにギュィィィ〜ンというカンジでなくテケテケテケ〜と加速するのが原因でしょうか?音も並列4気筒エンジン車とは異なりますし・・・。さらにカウルもハーフカウルですし。フルカウルでないとダメというワケでは決して無く、そのバイクの性格にあったカウルを装着するのが一番だと思うのですが、一般的にはどうもノンカウル(ネイキッド)かフルカウルに人気があるような気がします。
 しかし乗ってみると、2気筒といってもV型90度ですので振動も気になりませんし、フラットなトルクは乗りやすいです。また、ハーフカウルは夏場に熱風地獄に陥ることもなく、かつ高速道路でも快適です。
 ツアラーとして非常によいバイクだと思います。が、日本ではツアラーというカテゴリー自体があまり人気ないような(爆)。個人的には好きなカテゴリーなんですけどね〜。ZZR250は人気あるようですが、あれはスーパースポーツであるZZR1100の影響(イメージ)によるところも大きいと思います。もちろん、ZZR250自体、ツアラーとして魅力的だと思います。
 また、並列4気筒に比べてVT系のエンジンは加速感覚や音の面で人気が出にくいように感じますが、VT系のエンジンは丈夫なのでスパーダ等とならんでバイク便御用達のバイクです(最近はVTR(250)もこれに含まれるのでしょう)。タフなエンジンに長距離(&長時間)乗っても疲れにくいバイクなのにマイナー車とはある意味不思議に感じます。

・AX-1
 マイナー車だったらコイツも忘れてはいけない1台かもしれません!
 オフロードのような形をしていますが、キャストホイールなので、激しい段差はNGです。オンロードを基本にちょっとしたダートもOKといったバイクです。しかしオフのような軽い車体と乗車姿勢で、街中は非常に扱いやすいです。オンとオフの良いところどりなのですが、言い方を変えれば中途半端・・・。でも街中最強のバイクの一つだと思います。バイク便で使用されるのも分かります。メッキシリンダーであったりと侮れない1台です。

・GS250FW
 レーサーレプリカの元祖的存在であるRG250Γや、ホンダの人気車VT250Fの影に隠れてしまったように感じるバイクです。また、後にでたFZ系やCBR系のような超高回転エンジンでもありませんでしたし、DOHCながらも2バルブだったのもマイナー車となった理由かもしれません。カウルもフルカウルでなく、ハーフカウルとミニカウルでした。
 しかし、このバイクは250cc初の4気筒エンジンを積んだバイクなのです。当時の250は2気筒が中心で、フリクションロスなどを考えると2気筒で十分と言われていた時代だったようです。そこへ精密機械のような250cc4気筒エンジンを積んだのでした。キャブなども工夫されていました。デビュー時の雑誌には、スピードマニアの憧れがΓなら、メカニカルマニアの憧れがFWと書かれていたような記憶があったりします。
 乗ってみての感想ですが、同じ並列4気筒の250でも、CBR250Rのようにけっして力強くありませんし、FZ250フェザーのようにイイ音がするわけでもありませんが、とても乗りやすいバイクだっと思います。もちろんGS250FWの方が設計(デビュー時期)が古いので、性能面で不利なのはしょうがないですが、普通に乗る分には、今でも十分な性能を有していて、高速道路でも全く不満はありません。ポジションを考えるとツアラーとしては、風防効果が高いなどなかなか最適なマシンとして通用すると思います。
 また、町中でナンバー付きの同じバイクを見たのはたぶん1台だけだったと思います。おかげで大学の駐輪場で迷うこともありませんでした(^^;;

・DJEBEL200
 ジェベル200はこちら(マイナー)でいいのかどうか迷いましたが・・・。オフロードの悪路走破性というコトを考えると、同じジェベルでも250と異なり、その評価はイマイチな200。でも、初心者でも扱いやすく、林道などを散策するにはベストとも言えるバイクだと思います。台数的には、もしかしたら250よりも多いかもしれません。初心者からベテランまでを受け入れることのできる懐の深いバイクだと思います(私は初心者ですが、雑誌や周囲の話を聞いた感じでは)。
 でも、燃費以外に特筆する性能を持っていない200のそのコンセプトが、マイナー感を醸し出しているような気がします。でもホントはメジャーなバイクな気がします、・・・ドッチなんでしょうかねぇ〜??

・GS125E
 まぁ、オンロードにおいては125ccクラス自体がマイナーですからね〜(爆)。でもある意味、魅力的なクラスなんですけどね(^_^;;・・・(その魅力についてはこちらのページに書いてみました
 250ccのバイクや、同じクラスの2st車と比べると決してパワフルではありませんが、その分、とても燃費が良いです。また、比べなければ、深夜の幹線道路などを除いて十分なパワーだと思います。
 乗ってみると古い設計のワリに意外と走るなと感じました。また、都市部の渋滞においては、その小さい車体は大きな機動性を生みます!車重の軽さも魅力です。
 このGS125Eは、いまでこそこの車名ですが、以前はGS125Eの後ろに刀という名前がついていました。刀シリーズの末弟だったんですよ!小刀とも言われていたようです。私はデザインが好きでこのバイクを購入しました。

・KSR2
 一部にマニアックな人気のあるKSR。でも大きな目で見るとやっぱりマイナー車だと思われます。カワサキは大排気量車のイメージが強いこともその一因なのかもしれません。また、登場したころはトラッカー(モタード)なんてもの自体がマイナーだったと思います。乗れば楽しいバイクです。

・Mollet
・Super Mollet
 今となってはすっかりマイナー車。もともとは女性向けのお洒落な原付として登場したハズです。しかし、ステップボードタイプのスクーターが一般化し、その役目を終えたハズが・・・気が付いたらタフな漢のためのビジネスモデルとして売られていました。なんか凄いぞスズキ!ビジネスバイクではカブやメイト、そして一応バーディーなんかが一般的かと思われますが、意外と需要があるのが、オートマのビジネスモデル。しかしヤマハのギアと違ってやっぱりマイナーなスーパーモレ。

・モトコンポMOTO COMPO
 やはり一部に熱狂的なファンのいるモトコンポですが、どう考えてもマイナーな存在でしょう。折りたたみできるハンドルや、格納できるステップやシートなど、非常に面白いバイクだと思います。

2.マイナー車の魅力とデメリット
 マイナー車のメリットはなんと言っても、同じバイクに乗っている人が少ないということでしょう!おかげで勝手に自分の世界を持つことができます。他の人と比べられることも少ないです。よって、好きなように乗ることができます。知っている人が見れば、「お、通だな」とか思ってくれる可能性もアリです。また、勝手に「通ぶる」ことも出来うるのも魅力かもしれません。町中で同じバイクを見かけると勝手に同志と思ってしまえることもあります。
 デメリットは、同じバイクに乗っている人が少ない為、情報量が少ないことでしょう(とは言っても、インターネットでは、けっこうそれなりの情報は出てくるようになったので助かります〜)。アフターパーツなんかもあまり期待できません。雑誌の特集なんかも組まれる可能性はとても低いです。また周囲の人に「何そのバイク?」という言われることも多々あり得ます。
 しかし、それでもいいんです。所詮は趣味なんですから、合法の範囲内で自分の好きなバイクに乗りましょうよ!マイナー車だろうが不人気車だろうが、自分が好きならばそれが良いんです。
 と、ミもフタもないことを書きましたが、バイクは趣味性の高い乗り物で、その評価に関してはその時の流行などにも大きく影響を受けます。よって、そのバイクがカタログに乗っていた頃の評価は芳しくなくマイナー車となっていても、後になって見れば&別の尺度ではかってみれば、意外な良さのあるコトが多いと思います。
 最近の例では、TWなんかが良い例でしょう。ずっとカタログにのっていますが、超マイナーなオフ車でした。が、ストリートカスタムという形で一気にメジャーな存在になりました!
 結局は、周囲の意見に振り回されるのでなく周囲の意見を参考としつつも、自分の好きなバイクや興味のあるバイクを楽しむのが一番ということなのでしょう。

 

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